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許せぬ耐震偽造証人喚問に失望！

耐震強度偽造問題で、衆院国土交通委員会は十四日、関係者
四人の証人喚問を行いましたが、またしても真実はどこにある
のか分からないまま、闇に葬られてしまった感があります。
残念でなりません。

この日の証人喚問では、偽造を行った姉歯秀次元建築士から、
真相の一旦が証言されたくらいです。建築会社社長など、ほか
の三人の証言はしどろもどろだったり、言い訳ばかりで、イライ
ラ感が募りました。

質問する側にも問題があったと思います。肝心の証人への質問
はそっちのけで、自分だけ一方的にまくし立てる議員もいたのに
は、あきれてしまいました。また、質問者の持ち時間が少なく、
「時間がないから」と先へ進むシーンの多いのにも驚きました。
もっと真剣に事実をただし、追求してほしかったと思います。

国民の「命」を完全に無視した今回の耐震強度偽造問題は、絶
対に許すことができません。国交省は、二度とこうしたことが起き
ないよう、制度や組織の見直しなどに、しっかり取り組んでほしい
ものです。



ステンドグラス