下手の横好きのスクラップブック!!

下手の横好きの、いろいろな記録です。
電子工作・PIC・Arduino・太陽光発電・写真などetc

Arduino と RC サーボモータを使った温度計を作る。

2011-03-05 | Arduino

RCサーボモータはラジコンのコントロール用やロボットの制御等に使われているモータで、入力された信号のパルス幅で指定した角度まで回転するモータです。

普通RCサーボは3線式で、信号線(白)・電力線(赤)・グランド(黒)となっており、今回は比較的低価格のGWServoで S30N 2BBMG(フタバ仕様)を使いました。

  

RCサーボの回転角は0~180度が一般的で、0度を1.0ms、90度を1.5ms、180度を2.0msのパルスで制御します。

  

ArduinoにはServoライブラリが用意されており、それを使用すると簡単にサーボモータを使うことができます。

注意としてはサーボモータの電源はUSBからではなく、別の電源からとる必要があります。サーボモータの起動時USBの電源容量を超える可能性がありますので注意が必要です。

配線図

スケッチ

//サーボモータで温度を表示する
#include <Servo.h>
Servo servo;
float v = 5;
void setup()
{
  Serial.begin(9600);
  servo.attach(3);
}
  void loop() {
  int val = analogRead(0);//計測したデータ
  int temp =( (( v / 1024) * val) *100)-60;//温度表示
  int deg = map(val,0,1023,0,180);//角度表示
 
  servo.write(deg);//サーボモータ駆動

 //SerialMonitor表示
  Serial.print(val);
  Serial.print("  ,  "); 
  Serial.print(deg);
  Serial.print("  ,  ");
  Serial.println(temp);
  delay(1000);
 
}

温度表示板の作成
サーボモータは、温度センサーから読み取った値により発生するパルスで角度が変わりますので、その角度変化を読み取れるように、表示板を取り付けました。
表示板には使われなくなった「CD」を利用し、温度の表示目盛を印刷したラベルを貼り付けます。

 

目盛ラベルの作製は、温度センサーの変わりに10kΩの可変抵抗器を取り付け、SerialMonitorで、10℃単位毎の角度を読み取りそれを元に作製します。

表示板取り付け状況

較正中

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 我が家の太陽光発電  20... | トップ | 太陽光発電設備の自立運転 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
教えてくださ (Shell-Stone)
2014-10-25 21:43:55
温度センサーの変わりに 気圧センサーを取り付けることできるんですか 高度をサーボで示せないかと思いまして
置かれた 場所を 0として 細かくサーボで 示すことできるのでしょうか 
返信する
アナログ気圧計 (下手の横好き)
2014-10-26 09:27:12
気圧計のインターフェイスは、ほとんどがI2Cとなっていますので、温度センサーを気圧センサーに取り換えただけでは動作しないと思います。アナログ気圧計を作る参考になるページがありましたので記入しておきます。
自分も後で挑戦してみたいと思っております。
返信する
アナログ気圧計 (下手の横好き)
2014-10-26 09:33:37
URLの記入を忘れました。
http://radiopench.blog96.fc2.com/blog-entry-452.html

参考にしてください。
返信する

コメントを投稿

Arduino」カテゴリの最新記事