変人技術士の備忘録(別称:すいりき板改)

技術士の日々の思いつきを列記。
すいりき板は、出身研究室の掲示板(現在閉鎖)
専門用語を不定期掲載

Writing skill of world standard which enable to trasnport logic(論理が伝わる 世界標準の「書く技術」)

2024-05-12 14:07:05 | 読書
 図書館で借りて読んだ“論理が伝わる 世界標準の「書く技術」”の感想を以下に記す。読書猿氏が、紹介されていた論理的な文章を書くための本である。論理的な文章を書くために借りて読んだ。
 ものすごく簡単に要約すると、論理的な文章を書くためには、読者のメンタルモデルを意識して(P.41)、パラグラフにより構成して書く事になる。パラグラフとは、一つのトピックを説明した分の集まりである(P.36)。パラグラフライティングをちゃんとするとも言える。また、論理的でない文章(伝わらない文章)に陥る要因が書かれており、参考になった。その理由は、筆者は、読者と異なり、最終的な結論と詳細を知っているため、筆者は、その文章を補足しやすいためである(P.18)。
 正直に言うと、これまで、パラグラフライティングを意識して、文章を書いていなかった。今後は、ちゃんと意識して書くようにしたい。ただし、パラグラフライティングのルールが、色々と書かれており、すぐに自分が身に付ける事は難しいと感じた。そこで、パラグラフライティングのルールの中でも、まずは、下記三点に気を付けて進めていきたい。
1.読者のメンタルモデルを意識して、本論と関係のある事を書く。
2.パラグラフ(一つのトピックを説明した文の集まり)で、文章を意識して書く。
3.パラグラフの先頭には、そのパラグラフの要約を書く。
 なお、話をする際にも、これに気を付けるようにしたい。パラグラフライティングは、PREP法に通じるところがあると思う。
 この三点が出来るようになったら、本書で書かれている7つのルールを実践するようにしたい。
・ルール1 :総論のパラグラフで始める
・ルール2 : 1つのトピックだけを述べる
・ルール3 :要約文で始める
・ルール4 :補足情報で補強する
・ルール5 :パラグラフを接続する
・ルール6 :パラグラフを揃えて表現する
・ルール7 :既知から未知でつなぐ
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