サイエンス好きな男の日記

気が向いたときに、個人的なメモの感覚で書いているブログです。

日本政策金融公庫からの融資に借地タイプは失敗

2014-04-25 22:37:05 | 太陽光発電

太陽光発電システム購入のため、分譲タイプと借地タイプ、それぞれ1基ずつ購入するための融資の準備を進めてきました。

そして、本日、日本政策金融公庫にて担当者と面談を行ったのですが、最終的には借地タイプは融資不可となってしまいました。

借地タイプの場合は、太陽光発電システム設置場所の土地を担保にできないため、自宅を担保とすることで書類を用意していました。担当者からは、私が太陽光発電システム設置場所の土地に対して借地権の登記設定ができることが必要条件ですが、その点は大丈夫ですかね、とのこと。

業者に確認すると、地主と業者との間で定期借地権の契約を結び、私と地主との間には特に権利関係が発生しない。つまり、土地の股貸しですね。

再度、日本政策金融公庫の担当者に確認すると、その場合には融資ができないことになっている、とのことでした。

先日、分譲タイプと借地タイプで、投資という観点ではさほど差がないと書きましたが、日本政策金融公庫にて融資をお願いしようと思っている場合には、借地タイプの場合には、借地権の権利関係がどうなっているのか確認したほうがいいです。

これは担保がとれないことを気にしてるわけではなく(事実、私は自宅を担保として提供するという話はしていたわけです)、借地権契約をしている業者がなんらかの理由で地主とその契約を途中で破棄した場合、その土地の上にある太陽光発電システムを撤去しなくてはならなくなるかもしれないというリスクを気にしているのだと思います。

自分が直接地主と契約しているのなら、このようなリスクはないわけですから。

仕方がないので、分譲タイプだけを日本政策金融公庫から融資してもらう予定です。借地タイプは全額自己資金になりそうです。

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4 コメント

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太陽光借地契約について (しゅんと)
2014-05-06 11:54:17
こんにちは。いつも楽しみにブログ拝見してます「しゅんと」と申します。

現在私も50kw×4基の分譲を某業者より購入予定です。(熊本県、36円)

同じく借地契約ですが、司法書士に相談したところ、賃借権を設定するべきということでした。
ですので、まず本当に登記されているかの確認と賃借権の設定を条件に契約に臨もうと思います。

又、融資も同じく日本政策金融公庫ですが、担保があれば借地契約でも問題ないとのことでした。

ただシステム容量に疑問があります。私の業者のものは、パネル56kwに対してパワコンが40kwしかありません。

もしよかったら、この点についてご意見を聞かせていただけたら幸いです。
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パワコンの出力容量 (管理人)
2014-05-06 15:36:27
コメントいただき、ありがとうございます。
パネルの出力よりもパワコンが低いのは理解できますが、それでも56kwに対して40kwは小さいように感じますね。近く設置予定の北杜市の場合、パネル54kwに対してパワコンは49.5kw(=5.5kw*9)です。
パワコンの出力が低いことによる費用削減と、発電量への影響の度合いから、40kwを選択するということがあるのかどうか、私には判断できないため、試しに私の業者に聞いてみます。”しゅんと”さんも可能であればパワコンメーカー等に確認いただき、情報を共有できると嬉しいです。よろしくお願いします。
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パワコンについて (しゅんと)
2014-05-06 17:05:59
ご回答ありがとうございます。
確かに40kwは低すぎと思いますので、メーカーに確認します。

今後ともよろしくお願いします。
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パワコンの出力容量 (管理人)
2014-05-07 12:20:06
私の業者に確認してみました。

・4.4kw×9台=39.6kwでは、パワコンの耐久性が高くなってきたとはいえ、かなりパワコンに負荷がかかる。
・そのパワコンの提案はおそらく業者都合ではないか。

とのことでした。また、パワコンの選定においては、出力だけではなく、パネルとの相性も大事というコメントもいただきました。

業者いわく、「パネルとパワコンの相性も重要であり、業者都度で安いパワコンを使ってしまうと、発電量に大きな差が出る。ある1区画だけ顧客の都合で安いパワコンを採用したことがあったが、他の区画とくらべて、1ヶ月の発電量が15~25%も低かったケースがあった。」ということでした。

ご参考まで。
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