今までは常に何かをやる時は
こうでありたい、これはやりたくない、自然体でありたい
っていう自分のスタンスっていうものがあって、その範囲内で活動をしてきました。
しかし何となく今やライブというものに限界を感じてます。
つまり求められるものが変わってきて。
というよりは前からその気はあったのだろうけど、最近はさらに強く、求められるものの優先度がはっきりわかってしまって、自分がやりにくくなってきたというのが率直なところ。
歌手として歌への意識を優先したのでは観客の心は掴めない。
観客をいかに楽しく汗をかかせて遊ばせるための工夫が歌以外でできるか。
きちんとライブというものを意識してるし、耳で聞く以外に目でも見ていて飽きないほどにはステージングも意識しているつもりだけども。
それ以上にステージングを意識するグループ構成の方が最近は増えてきて、そういうところと比べると数字としても大きく結果が見えてしまっている。
聞きに来て良かったと思えるような素晴らしい歌を届けることを第一優先とするライブではもう意味がない。
私は歌は大好きでたくさんの人に聞いてもらいたいしたくさん歌いたいけれども、ライブだけに生きようとは思ってないのでそこに労力をかけるのは難しいかな。
私1人でできるならまだしも、ステージに歌以外で参加できる人が他に必要になるでしょ。
完全ソロで頑張っている歌手さんは上手い下手関係なくどんどん消えていくのではないかななんて。