まなび

人間は生涯発達が可能な生き物、の一言に力を得て学び続けていきたいと思う管理人のブログです。

文献リスト

2006-03-31 | 卒業研究
集めた文献と論文をピックアップしてリストを作成した。
私は文献研究なので、資料集めがすべてといっていい。
テーマに添ったものを集めたつもりだが、リストを見てみると内容はなんだか・・
リストそのものはパソコンに強い友人にお手伝いを依頼したのでマニアック♪というかとても見やすいものになった。
卒論執筆にはとても役に立ちそう。深謝。

今日、新たな文献も発注している。
いったいどんなふうにまとめられるものやら。
面接指導日は明後日・・・

花粉症対策

2006-03-30 | 日々つれづれ
ここのところ低気圧の接近のためか体調がよくなかった。
花粉症の症状も昨年ほどではないが強く出始めていた。くしゃみ、鼻水、倦怠感、眠気。
症状をとりたくて昨年行った医院で注射をしてもらった。ここは自宅から車で30分以上かかる距離。近所の医院では注射はしない。
注射をしてもらうと1時間もしないうちに鼻が楽になるのがわかる。
この薬は危ないのでは、と昨年から思っていた。そんなに効き目のある薬ならそこらじゅうで使う筈。
ネットで調べてみても花粉症の症状の緩和に注射を使うことに関してよいことは書いてない。
その医院は患者に投薬や注射に関する説明はほとんどしない。するのは投薬の期間だけ。注射もドクターの「デポ」という指示で流れ作業的に行われる。
昨年も不安に感じていたが、注射後に特に体調不良もなかったので今年も注射をした。
でも、やっぱり不安。
というわけで問い合わせてみた。
結果。やはり、ステロイドでした。
息子にはケナコルトA、私にはデポメドール。
但し、ドクターはもっとわかりにくい言い方をした。
ケナコルトAはトリアムシノロンアセトニド、デポメドールは酢酸プレドニゾロン、と。それもものすごい早口で。
診療中ということもあったのかも知れないし、ご自身はよくわかっているからこういう言い方をされたのかもしれない。

ともあれ、来年からはこの医院にはかからないことにした。
安易に受診したことを反省している。
子どもに副作用の出ないことを願うばかり。

あすなろ物語

2006-03-28 | 読書
井上靖氏の作品。
「あすは檜(ひのき)になろうと念願しながら、永遠に檜になれないという悲しい説話を背負った"あすなろ"の木に託して、著者自身の《詩と真実を描く》」(解説 亀井勝一郎,新潮文庫)。

私がこの本を初めて手にしたのは小学生の高学年か中学生の頃。
読破したのかどうかは覚えがない。
最近になってまたこの本を手にしたくなり読んでみた。
どんな作品でもそうだろうが、歳をとって再読するとまた違った感じを受けて新鮮。
あすなろ物語は終戦後に書かれた作品らしいが、今読んでも少しも古びた感じがしない。それは井上氏の人間観が普遍性を持っているということなのだろう。
登場する女性たちも魅力的に書き分けられている。しかし主人公鮎太の妻だけが「おとなしいのと無口なだけが取柄」とだけで陰が薄いのはなぜなのか。
登場人物はそれぞれの道を一生懸命に生きている翌檜(あすなろ)たちである。
檜(ヒノキ)になれた人はごく僅か。檜になれた人というのは、今風の表現である「勝ち組」にとどまらない。自分の夢を叶えられた人ということだろうと思う。
翌檜が檜になることは決してないけれど、檜になりたいと憧れることは素敵だ。

私も翌檜組。「あすなろう(明日なろう)。」と呟きつつ生涯学習を続けていきたい。夢の実現に向けて。

あすなろ(羅漢柏)の木って何?と調べて見ました。ヒバのことだったのですね。





だらだら

2006-03-28 | 日々つれづれ
久しぶりに予定のない連休。
気の緩みからか昼近くまで寝てしまった。
午後も用事がなければ言うことなしなのだが、そんなわけにもゆかず起き出した。
明日は花粉症の症状を抑える注射に行こう。
こんなでは何も手につかない。

テンプレート変えてみた。簡単に変えられるのでちょっとした気分転換になる。

ほっ・・・

2006-03-26 | 日々つれづれ
下の子がお泊りから無事帰還。
他人様にお世話をかけてのお泊りだった。
「楽しかった~」とニコニコしている。
この子がいないとなんだか寂しい。
子どもは成長していくけれど、親って歳とっていくだけなのかな。

参考文献の買い時

2006-03-25 | 心理学の勉強
アマゾンのサイトで何となく本探しをしてたら、私の持っている本が安くなってる!
なかなか買えなかった本がたくさん出回ってる!
卒業された方が出品されたのでしょう。
買いたい本が決まっているのなら今が買い時なのかも知れない。

私も来年は無事に履修を済ませて集めた本をバンバン売り飛ばしたいっ。
・・履修はこれからなのですが

謎の羊男

2006-03-23 | 日々つれづれ
車を走らせていると時々羊を連れ歩いている国籍不明の男性を見かける。
羊を飼育している土地ではないので、彼を見かけると不思議な気分になる。
自分はどこにいるのか? 誰なのか? というような問いかけをしたくなる。

そういえば村上春樹氏も羊が好きなのでしょうか。
作品に羊がよく登場しているような気がする。
彼の作品は時空を超えた特有の世界が形成されている。
「その羊」を見かけると、村上氏の作品を読んだときのような気分になる。
「羊」は確かに目の前にいるのに。

あ~ 最近逃避モードかな。
週末は集中して面接の資料の仕上げにかかろう。
今日職場の仲間に仕事に対する集中力を褒めてもらったのを励みにして。

場に合った行動

2006-03-22 | 日々つれづれ
下の子の卒業式の様子。
卒業生たちはさすがに最上級生なので緊張しながらも最後まで立派に振舞っていた。
気になったのは在校生が人の話を聞いている時の態度である。少し長めの話になるとすぐにざわつく。上の子の時にもこんなだったろうか。違ったような気がする。
歌に関しては集中して歌ったり聴いたりできるようだ。卒業生が歌っている時はざわつくことはなかった。
場にふさわしい行動をとることは学習しないと身につかない。式典はそれを学ぶよい機会。
子ども達の様子を見ていて大人の責任を痛感した。

卒業した子ども達はそれぞれの道を歩むことになる。今日味わった緊張感は大切な経験。これからも緊張する場は数多くあるけれど、そこから逃げずに今日のようにその場にふさわしい行動のとれる大人に育ってほしいと思う。



キヨスクのゆで卵

2006-03-21 | 食べる・飲む
卵は物価の優等生と言われているが、私の子どもの頃はけっこう高級品だった。
そんなわけで、今でも卵にはひそかな敬意を払っている。

のんべの私は帰りの電車の中でビールを飲むのが楽しみ。つまみにはなんとなくキヨスクの卵を買ってしまう。塩味がついていて食べやすいしそこそこお腹にたまるから。今の物価からいくと安いし。
先日もビールと一緒に卵を買ったがお腹が一杯でビールしか入らなかった。そんなわけで持ち帰ったゆで卵は卵好きなほうの息子と夫に。
渡してからあ~私も食べたい~!!!
今度はもう少したくさん買い込もうっと。

お彼岸

2006-03-20 | 日々つれづれ
毎年この時期になると思い出す詩がある。

  
     挿木をする
                 中野 重治

 今日は三月二十三日
 仄かにこな雪がちらついて
 あたたかな春の彼岸の中日です
 おいで妹たち
 僕らは挿木をしよう
 祖父さんやそのまた祖父さんたちがやったように
 今日はほとけの日で挿木の日だ
 雪は僕らの髪の毛にかかろう
 そして挿木はみずみずと根をさそう

    (『現代名詩選(中)』 伊藤新吉編  昭和44年 新潮文庫)より

この時期になると決まってこの詩を思い出し、お墓参りに行かなくてはと思う。
今年のお中日(ちゅうにち)は21日、明日である。
明日はお墓参りに行かれないので今日お参りしてきた。
中野氏はいのちの脈々とした流れを短い詩で美しくうたいあげている。
ご先祖さまを大切にしなくてはいけないなどと説教するよりは、この詩を子どもたちと一緒に味わったり、挿木(さしき)を一緒にしたりすることのほうがよほど次世代に.伝わりやすいのかも知れない。