山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

錫ヶ岳

2017-02-04 | 2016-17山スキー
山域山名:栃群県境・錫ヶ岳(群馬県)
期  日:2017年1月22日(日)
参 加 者:みやぶー(単独)
行動記録:丸沼高原スキー場旧おおひろゲレンデ(9:20)→大広河原1750m(9:25/9:35)→仁加又沢取水堰1780m(10:10/10:25)→二俣2000m(11:25/11:35)→稜線コル2020m(12:35/12:40)→錫ヶ岳2388m(13:10/13:35)~二俣(14:05/14:10)~大広河原(14:35/14:50)→丸沼ゲレンデ(15:35)
<天候:晴れ一時小雪>

今でも年に一度だけ職場の仲間とゲレンデスキーをしている。
丸沼スキー場通いも今年で26年連続となったが、最近は3日間の中日だけは山スキーで山に入っている。

このエリアでは濃い針葉樹が邪魔して山スキーに適した山は少なく、滑れる対象は日光白根山くらいだろう。

丸沼北岸にある四郎岳は2回トレースしたので次のターゲットは錫ヶ岳だったが、チャンスに恵まれずにいた。
普段なら積雪はそれほど多くない山域だが、今シーズンは久しぶりに大雪が何度も降って、沢の埋まり具合もいいだろうとトライ。

念願の厳冬期錫ヶ岳に単独で登ってきました。


目指す錫ヶ岳。気合いが入る。




閉鎖された旧おおひろゲレンデに一筆入れる。




林道を下って大広河原へ。




ひとつ目の堰堤。仁加又沢には全部で7個の堰堤が作られているが、目的は丸沼高原へ飲料水供給のための取水なのだろうか。




3番目の堰堤下に取水施設がある。




さすがにバリバリに凍っている。




4番目はスキーで超えられず左岸側を坪足で歩く。




無積雪期にはマニアが通るのだろう。堰堤を越える側に赤テープが付けられている。







2000m直下までは水が流れていた。







濃密な針葉樹帯に入る。




この小開きが遠くから見えていたライン。




おおひろゲレンデが遙か彼方。




いきなり踏み抜いて落とし穴にはまってしまった。胸まで潜って脱出が大変だった。単独で板を見失うと相当ヤバイ。




栃群県境の稜線へ出た。




針葉樹帯の真ん中にできた雪庇。風が強いのだろう。




男体山と中禅寺湖。感動。




錫ヶ岳の頂きへ、やった!!!時間はリミットギリギリなので即下山。




雪庇下でパウダーラン。




濃密針葉樹帯を下降して沢へ。乾いた雪なので、板がよく滑ってくれた。




もうこの沢にスキーで入ることはないだろう。たぶん。




日光白根山が微笑んでくれているよう。




雪付きが悪いから…が閉鎖の理由らしいが、もったいないゲレンデだ。




シールでゲレンデに戻る。




トレースしたルートを振り返る。




ゲレンデへ合流。




来年はあの四郎岳のシュートか。




充実した1日だった。





コメントを投稿