空飛ぶ自動車

名前はトランジョン、試験飛行の様子です。次の写真は空港に着陸した状態です。

アメリカのテラフージアという会社の開発で、個人の移動手段として、実用もそう遠くなさそうです。次の写真は道路を走行中の状態です。

神田知事・奥村副議長、江蘇省訪問

経済分野の、交流強化にかかわる、合意文書締結と、江蘇省と愛知県の友好提携３０周年記念式典出席のため、神田知事、奥村県議副議長代表団が、３日間の予定で江蘇省を訪問しました。

この江南地方には、１００社以上の県内企業が進出しており、進出企業の支援、知的財産保護、環境協力などの分野で、合意文書の締結をしました。中国・長江の河口に広がった江南地区は、古代呉の時代から、稲作の中心地であり、蘇州からニンポー（寧波）にかけて、東南アジア貿易の中心地でした。

わが江南市は、この江南地区の名前を頂いたもので、５世紀から６世紀にかけて、この地区から日本に流れ込んだ文化は、稲作、仏教、文字、銅鉄、絹織物、など日本文化の基礎を作りました。特に寧波では、紀元前１５００年頃の丸木船が発掘されるなど、３５００年前から海洋民族の、往来が盛んだったことを物語っています。この海洋民族が、日本人の原始ではないかと想像されます。

中国では、イスラム族を回族(ホウ族）と言いますが、寧波にはマホメットが生存中に既に一万名におよぶ、回族が寺院を建造しており、円形ドームは３００年前に崩壊したようですが、本体は現存して使用されているようです。この回族は、絹を世界に広めたユダヤ人ではないかと、愚考しています。呉服は、呉の時代に日本に渡って来た絹織物です。今回は、友好３０年記念式典ですが、江南地区と、日本との友好は３０００年の歴史があります。

熱射病と熱中症

新聞やテレビで、毎日「熱中症」が報道されます、変な言葉なので辞書を引いてみると新語とあり「高温下での運動や、労働のため発汗機構や循環系に異常をきたし起こる病気」とありました。熱射病と全く同じ意味です。気象庁からの「熱中症予防情報」も新語で掲載されています。

正しい言葉があるのに、意味不明の新語が堂々と出てくることに不安を感じます。「熱中」と言うのは、説明するまでもなく「一つのことに心を注ぐこと」を言います、物事に熱中し過ぎて、神経を損なう病気を熱中症というのなら、意味が分ります。熱射や輻射熱で起こる病気は、どう考えても熱射病です、皆さんはどう思いますか。

言語は、文化の基本です、庶民の造語は、それぞれ時代を反映し、それなりの変遷をたどりますが、メディアを含む、公的機関が、本来の日本語の持つ意味を潰していくのは納得出来ません。最近気になる動きがあります、企業内の公的言語を英語にする傾向です、日産は社長が外国人で、企業自体外国系になっているので、仕方ないとしても、ユニクロや、楽天はなにを馬鹿なことをやらかそうとしているのか、経営者の人格に疑問がもたれます。

言語を潰すことは、国を潰すことです。英語も中国語も、フランス語もドイツ語も、ロシア語も、教養として身につけることは大いに奨励します。そして必要な時、使えばいいのです昔から、植民地化するためには、その国の言語潰しから始めたことは、まだそんなに古い記録ではありません。ユニクロや、楽天の経営者は、日本はアメリカの植民地だとの認識なのでしょうか。

ふぐと同じ猛毒を持つ蛸

熱帯、亜熱帯海域を生息地とする「ひょうもんだこ」が、温暖化による水温の上昇で北九州地方で相次いで見つかっています。



体長１０センチ程度の小さな蛸で、浅い岩礁や砂と小石が混じる海底に好んで生息、名前の通りヒョウ柄で、興奮するとリングが青色になる。唾液の中にふぐと同じ神経毒を持ち、噛まれると嘔吐や、しびれ、けいれんを引き起こし、死亡にいたる場合もある。かき養殖筏や、イカ漁業用の、篭からも発見されています。海水浴シーズンです、可愛い蛸がいても、手に触れないよう注意しよう。写真の蛸は興奮した状態ですから、リングが青くなっていますが、普段は茶色です。

奥村県議副議長就任祝賀会

江南市を地盤とする奥村悠二県会議員が、４月に県議会の副議長に就任した祝賀会が２０日スイトピア江南の多目的会場で開かれました。



１８０名ほどの参加者で、楽しい会になりました、写真の左端でギターを弾いているのは、先般愛知県でトップ当選した、藤川参議院議員です、右のお二人は奥村ご夫婦で、江南合唱団のメンバーを含む、奥村合唱団？による、「君といつまでも」「ふるさと」のコーラスでした。その前に、西川流舞踊の披露などもありました。これからは来年の地方選挙に向け、市政報告会や、県政報告会など、いろいろと賑やかになりそうです。

梅雨明け登山

今年の梅雨は、真に大陸的な様相でした。昨日まで暴れ回り、各地に甚大な被害を撒き散らした前線はスッカリ姿を消し、今朝は気持ちのいい青空が広がりました。

陽だまりの会は、第３土曜日が月例会になっていますので、１７日の土曜日かねて計画の、錫杖ヶ岳（三重県）登山に向かいました。梅雨明けと同時に３連休が重なったので高速道路は、各地で渋滞、東名阪向井のインターまで、二時間30分掛りました。

山が相当荒れているだろうと、心配していましたが、幸い支障なく登山を楽しむことが出来ました、山頂は岩場のカンカン照りですので、少し下がった、休憩小屋で食事を摂り、歓談のひと時を過ごす。

帰途、危険な鎖場も無事通過、２時３０分下山、関のドライブインで休憩後、１７時江南帰着解散。

日銀の政策決定会議

１５日の日銀政策決定会議後の、白川総裁記者会見で、新興国経済は、金融緩和の修正が遅れ景気過熱気味である、またギリシャなどの緊縮財政路線は、予想以上の景気下降になっていて、上下のリスクの現況はバランスしていると発表しています。

２０１０年の成長率は、４月の１,８％から２,６％に上方修正、２０１１年の成長率は２％から１,９％に下方修正の見通しを発表しました。日本の輸出は新興国の景気に支えられ、順調に伸びている、日銀としては２,６％の成長率を静観して、見守る方針のようです。

日銀は、景気は回復に向かっていて、積極的な金融政策は不要との判断です。政府は日銀の政策に、干渉できないような法規制になっているので、日銀総裁の判断力や決断力が、日本経済を大きく左右します。マイナス成長やゼロ成長からみると、２,６％成長は理想的な数字ですが、今の世相には適応していません、一気に５～６％の数字に持っていく必要があるのです。先日「http://3821615.at.webry.info/」 でインフレ政策の提案をしました。

５～６％の数字になって、中小企業者も、失業者の雇用面でも、景気回復が感じられ始めます、その段階で安定成長への修正策をとればいい。過ってのバブルは、政策面での貴重な資料をたくさん残しています。

議員定数と一票の格差

衆参両院とも、議員定数の削減が話題に上がりますが、現在の選挙制度では、削減どころか、１票の格差是正を断行すれば、大幅な増員をしなければ、収まりがつかない状況にあります。

今回の参院選でも、高知県では137,000票で、徳島県では142,000票で、当選していますが、千葉法務大臣の神奈川は、696,000票獲得して落選です。神奈川、大阪、愛知などの３人区は、１人区の３倍から５倍の支持を要求しているのです。高知県人に、神奈川県人は５人で一人前だと言われているのと同じです。

今の選挙制度で議員定数を削減するためには、参議院で選挙区選出を全廃し、衆議院では比例区選出を全廃、その上で、選挙区格差を是正して７人区８人区を決めていけば総体的に議員削減ができて、公平な配分が出来る。

みんなの党躍進は当然

予想通りみんなの党が大躍進しました。民主党が前回の衆議院選で掲げた、官僚政治からの脱却、行政改革による徹底した無駄の排除を正面に掲げて戦ったからです。民主党がこの二つから、腰が引けていることが、民主離れの最大の原因であり、その票がみんなの党に流れたのです。蓮舫議員がトップ当選したのは、無駄排除の仕分けに力を入れていた成果です。

みんなの党渡辺代表が、自民党総務大臣の時、党内の無理解と、官僚の厚い壁に、どれほど泣かされたか、我々の記憶に鮮明に残っています。ぶれない信念と情熱を持った渡辺代表を評価し、政界再編のコアになってもらいたい、自民党支持の地方首長の中には官僚に、陳情することが政治だと、声を大にして恥じない人達が少なくないのが現状です。そんな自民党では、政権奪取はまだまだでしょう。

ニュースの拾い読み

４月１７日に発生した、アイスランドの氷河火山噴火は、舞い上った噴煙で、視界がさえぎられ、全ヨーロッパの空港が閉鎖、日本からのヨーロッパ便も中止となったのは、記憶に新しいが、今年のゲリラ豪雨はこの噴火の影響が大きくまだまだ各地で被害が出るだろうと見ている学者がいます。そして冷夏による不作は、世界的規模になるだろうと述べています。

国交省最大の天下り先である、建設弘済会を解散すると、前原大臣の発言、この建設弘済会には、ＯＢ・５３１名、理事８名が国交省から天下り、ダムや道路の工事価格の積算や買収用地の交渉、施設の巡回管理、河川敷や道路の占用許可などを、国交省から独占受注しています。選挙最中の発表は集票目的だとの批判もありますが、今まで手をつけなかったのが不思議です。空港環境整備協会も、解散になるようです、これは主として空港の駐車場経営です。

タダ乗り社員（フリーライダー）と言う言葉を聴いたことありますか、最近使われ始めたようですが、全くやる気のない、要領第一主義の社員のことのようです。昔は「月給泥棒」なんて言葉を使っていたこともありますが、各分野で蔓延のきざしがあるようです。昔からこのような人はどこにでもいましたが、よく働きその成果に、喜びを感じる人たちが多くいたので蔓延にはには至らなかったが、人心の頽廃が「腐ったリンゴ効果」になっているのでしょうか。

相撲協会認識の甘さ

野球賭博事件発覚の芽は、一門の縛りを無視して、貴乃花親方を理事に選出した、大嶽親方、琴光喜、阿武松親方の三名を叩き潰すために、協会幹部が、週刊誌に情報を流したのだと、思っています。野球賭博が蔓延していることは、協会幹部達も、周知の事実だったと判断しています。

協会幹部達は、この三名を潰した段階で、自分達の手で幕を引く積りだったのが、文部科学省が、省の権限拡大に介入。介入のお陰で、協会内部の病巣の一部が明らかになったが、これからが大変です。村山弘義理事長代行は、将来の利権の手付けと見て間違いありません。

この１５日間で、組織改革が進められ、将来天下り理事が、相撲協会に進出してくること、あえて予告しておきます。検察も相撲以上に閉鎖された、問題多い世界です。その検察出身の村山氏が、理事長代行になるのは、評価できないと、元検察庁検事の弁もあります。相撲協会の理事連中は、我欲にぼけた、内部抗争をしているから、このようなことになってしまうのです。

母の顔は仏様でした。

１００歳と８ヶ月になる母が、入院したと大阪の兄貴から連絡あり、今のうちに会っておいたらどうだと言うので、早朝から東大阪の枚岡病院まで、車を飛ばしました。兄貴と二人で顔をだすと、眠っていたのに、パット眼を開け、ニコット笑って手を合わせます。その顔は全く仏様でした。兄貴のことは分かっているようですが、私のことは分かっていないでしょう。

昨日、今日は気分がよさそうだ、多分これが、最後の笑顔になるだろう、いい時に会えて良かったと、別れ際に兄貴が言ってました。医者からは宣告されているようでした。老衰による現世からの卒業は、喜ばしいことです。母は６人の子供を生み戦中戦後の、厳しい社会情勢の中、一人も欠かすことなく育て上げ、子供、孫、曾孫の大眷属を創り上げました。ご苦労様でした。