♪ぼちぼちいこか♪

中年オヤジのきままな独り言。
美味しいお酒を飲みながら、
好きな音楽でも聴きながら、
ぼちぼちいこか・・・?

蒲田行進曲

2007-03-14 21:56:32 | 映画
蒲田行進曲

向こうのブログでも映画の話しをしたんで、こちらでも
というわけで、こちらでは邦画の話。
伊万里にいて、何もすることがないので、映画が観たい
映画が観たい、という欲望にかられています。
黒澤明記念館サテライト・スタジオ」に行ったことも
原因の一つだろう。
無性に映画が観たい。
で、こちらでは邦画で好きな作品をひとつ。

深作欣二監督作品で、ごきげんな映画である。
大好きな映画である。
『蒲田行進曲』である。
出演は、松坂慶子 、風間杜夫 、平田満 、高見知佳 、
原田大二郎 、蟹江敬三 などなどなど。

平田満氏演ずる「ヤス」は最高です。
風間杜夫演ずる「銀ちゃん」に、整理の意味もあって、
同棲していて妊娠した元人気女優「小夏」(松坂慶子)を
無理やり引き取らせる。
結婚して、マンションで酒に酔って暴れるシーンはいつ
観ても涙をさそう。
階段落ちの後、その階段を這って上っていくヤスに、
銀ちゃんが泣きながら
「上ってこい、ヤス。 のぼってこい。 どうしたヤス。
 お前は、志半ばで倒れていく勤皇の獅子だろう。
 のぼってこい、ヤス・・・」
ヤス「銀ちゃん、カッコいい。」と言って、また落ちていく。

映画好きのための、映画好きが集まって作った、映画馬鹿の
映画である。
最後のシーンも大好きです。

実在した、大部屋さんをモデルに、階段落ちで下半身不随
になったかたの映画です。
映画馬鹿です。
そして、昔その大部屋さん、11pmに出てられました。
えらい大昔のことですが(笑)。

鷲は舞い降りた

2007-03-12 23:40:20 | 
鷲は舞い降りた(完全版)

現在、佐賀県伊万里市に単身赴任中。
そして、まだ棲家に移れていないため、ホテル住まいである。
伊万里に移動したのは、2月28日。
新幹線で博多まで来て、そして博多から高速バスで伊万里に。
夜8時30分に着いてまずは本屋に入り、文庫本の
『鷲は舞い降りた(完全版)』を買って、そして夕食を採った。
ジャック・ヒギンス著のこの本は私の愛読書で、もう何回
読んだだろうか。
クルト・シュタイナー、リーアム・デブリン、ノイマン、ゲーリケ
ブリーゲル、シュトルム、ラードル・・・、素晴らしい人間
ばかりなのである。
ジョウアナ・グレイは、プレストンは、ヴェリカ神父は?
彼らはさておき、モリー・プライアは完全版で触れられている
ように、その後の彼女は素晴らしい人間として書かれているのが
感動です。

家にはハード・カバーしかなかったので、こちらに来てから
買おうと思い、まずは買っておいた次第です。

余談ですが、この話しは映画化されています。
題名もそのままの「鷲は舞い降りた」で、マイケル・ケイン、
ロバート・デュバルなどなどいい俳優が名を連ねていますが、
はっきり言ってお勧めできません。
折角の原作が完全に薄っぺらなアクション戦争映画に化けて
しまっています。
寂しいことです。