今日で「第2回定例会」が終わった。新しい議会構成の下、新知事を迎えての議会であったが、さほど盛り上がりもないまま、千秋楽を迎えた。しかしそれでもいくつかの大事なことが決まった。
その一つが「第三者による報酬等の調査機関」の設置である。昨年来、議論を重ねてきたがナカナカ合意に至らず、仮死状態となっていたが、この度、ようやく日の目を見た。
今回の決着への議論を聞いていると、知事報酬減額効果があったとは言え、昨年の反対論が一体、何だったんだろうと思ってしまうが、いずれにしても設置されたのは結構なことである。
ぜひこの第三者機関で三重県議会議員としての職責を遂行する対価としての「議員報酬」の適正額をキチッとした根拠を基に算出いただきたいものである。当然のことながら、ここで出された答申は最大限、尊重されなければならないし、その覚悟がなければ第三者機関を設けるなどと言うことをするべきではないと思う。
しかし同時に今回のことで分かったことは「知事給与」も何の根拠もなく決められていると言うことである。
鈴木知事は自分が全国で最年少であることや行政経験もない初心者であるが故に知事給与全国最低にした旨の説明をしているが、常識的に考えても「給与額」が年齢や経験の多寡で決定されるはずもなく、単なる選挙に勝ち抜くためのパフォーマンスとその公約を実行したとの範囲を出ていないのは確かである。
今までの「知事給与」は知事等特別職の「報酬等審議会」での有識者の方々からの答申を基に決められてきたが、そこでの議論の中心は財政規模や人口規模あるいは近隣府県との比較の中で全国中程度の「三重県」の知事給与はこれくらいが適切であろうと判断されてきたのが実情である。
つまり「相対的」にこれくらいなら適切であろうと決めてきたのである。「全国最低」も結局は全国比較の中で相対的に一番安い金額に決定をしているだけで、「三重県知事」としての職責を遂行する対価としていくらが適切であるかの議論がまったく抜け落ちているのは寂しい限りである。
このような議論をシッカリとした上で「絶対額」としての知事給与を考えていかないと、地方選挙に蔓延している「熱病」のようなポピュリズムと相対的比較論のコラボレーションで決まっていく流れを認めることになり、ひいては政治の劣化は避けられないものになってしまうのではないか。・・・ほんとうにそれなりに心配しています。
でも真剣に「鈴木知事」としての「適正給与」をはじき出すと今回の「給与」でも多すぎる!なんてことになったりして???・・・それとも???
その一つが「第三者による報酬等の調査機関」の設置である。昨年来、議論を重ねてきたがナカナカ合意に至らず、仮死状態となっていたが、この度、ようやく日の目を見た。
今回の決着への議論を聞いていると、知事報酬減額効果があったとは言え、昨年の反対論が一体、何だったんだろうと思ってしまうが、いずれにしても設置されたのは結構なことである。
ぜひこの第三者機関で三重県議会議員としての職責を遂行する対価としての「議員報酬」の適正額をキチッとした根拠を基に算出いただきたいものである。当然のことながら、ここで出された答申は最大限、尊重されなければならないし、その覚悟がなければ第三者機関を設けるなどと言うことをするべきではないと思う。
しかし同時に今回のことで分かったことは「知事給与」も何の根拠もなく決められていると言うことである。
鈴木知事は自分が全国で最年少であることや行政経験もない初心者であるが故に知事給与全国最低にした旨の説明をしているが、常識的に考えても「給与額」が年齢や経験の多寡で決定されるはずもなく、単なる選挙に勝ち抜くためのパフォーマンスとその公約を実行したとの範囲を出ていないのは確かである。
今までの「知事給与」は知事等特別職の「報酬等審議会」での有識者の方々からの答申を基に決められてきたが、そこでの議論の中心は財政規模や人口規模あるいは近隣府県との比較の中で全国中程度の「三重県」の知事給与はこれくらいが適切であろうと判断されてきたのが実情である。
つまり「相対的」にこれくらいなら適切であろうと決めてきたのである。「全国最低」も結局は全国比較の中で相対的に一番安い金額に決定をしているだけで、「三重県知事」としての職責を遂行する対価としていくらが適切であるかの議論がまったく抜け落ちているのは寂しい限りである。
このような議論をシッカリとした上で「絶対額」としての知事給与を考えていかないと、地方選挙に蔓延している「熱病」のようなポピュリズムと相対的比較論のコラボレーションで決まっていく流れを認めることになり、ひいては政治の劣化は避けられないものになってしまうのではないか。・・・ほんとうにそれなりに心配しています。
でも真剣に「鈴木知事」としての「適正給与」をはじき出すと今回の「給与」でも多すぎる!なんてことになったりして???・・・それとも???