美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

鳥羽相差編その3・古民家海女の家 五佐屋

2016-12-31 20:15:49 | グルメ


鳥羽相差編その2・石神さん(神明神社)の続きです。

海女文化資料館から石神さんへの
参道(250m)にあります、
昭和初期の古民家を再生した民芸品店兼喫茶店で、
「古民家海女の家 五左屋」です。

参道沿いには他にも何軒か
喫茶店や茶屋らしきものがあるのですが
平日だったので、開いていたのはこちらだけでした。

海女の家 五左屋
鳥羽市相差町1406
TEL 0599-33-6770
営業時間 9:00~17:00(L.O.16:30)
定休日 無休



お店の前にテラス席があり、
そちらのほうが居心地は良さそうでしたが、
せっかくなので、建物の構造とかも見られる
座敷席のほうをお願いしました。

間取りの南半分(道路に面したほう)が土間で、
土間の部分で民芸品を販売しています。
私の住んでいる、三重県の中勢地方の古民家よりも
土間の比率が高いように見えました。
海産物を並べたり、漁具を修理したりするのに
大きな土間が必要だったのでしょうね。



レジで注文を告げ、先払いして、
テラス席なり座敷席で待ちます。

こちらの名物は、
きな粉をかけて食べる「ところてん」だそうですが、
私はホットコーヒーをお願いしました。

座敷の隅に積まれているのが
「海女の衣装」です。
衣装を借りて着ることができ、
籠を持って記念に写真を撮ることができます。



軽食等のメニューはありません。
後述しますが、
相差って、お昼を食べられるお店がなかなか無いので、
こちらのお店で、簡単な軽食も食べられると
便利なのですが。



美里町の探検日記の本編で
2013年に連載していました「温泉地について考える!」の中で
(温泉旅館が)「個重視」に向かうためには、
旅館がサービスを行う部分、地域でニーズを受け入れる部分、
そして客が自分で調達する部分、を明確することです。

と書いています。

今回の鳥羽相差編で言うと、
旅館は、客を宿泊させ、地元の新鮮な魚を提供し、
必要があれば、鳥羽駅まで送迎を行う、
地域は、石神さんを始め、地域の観光資源をPRし、
昼間に来た観光客を案内し、もてなしを行う、
という分業が図られていることが確認できました。

あとは、観光客が自分で調達する部分であるのですが、
今回、石神さん以外の観光名所についても
しっかり案内されており、初めて相差に来た人でも
自力でなんとか見て回ることができることが分かりました。

最後に課題として残ったのが、
昼食の場所(店)がほとんど無いことです。
私はここ相差で食事をする予定ではなかったので
気になりませんでしたが
調べてみると、予約なしで利用できて
お昼に刺身や焼き牡蠣を食べられるお店って
ほとんど無いのですよ。

ニーズが無いからそういうお店が無い、とも言えますが
昼間、多数の観光客が訪れているのですから
利用が見込めないことはないと思うのですが。

鳥羽相差編その4・相差漁港から展望台へに続く

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