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図書館の蔵書を公開する

2022年04月20日 10時48分29秒 | 話題・ニュースを考える
NY図書館、禁書4作品貸し出し
 「ライ麦畑でつかまえて」も

2022/04/18 15:44

ニューヨーク公共図書館本館の前を行き交う人々=17日、米ニューヨーク(共同)
(共同通信)

【ニューヨーク共同】
全米最大の地域図書館である
ニューヨーク市のニューヨーク公共図書館が、
米国内の学校や図書館で禁書とされた書籍4作品を、
ネットを通じて米国のどこからでも
借りられるようにする活動を始めた。
今月13日から5月末まで。
 
米国では最近、人種や歴史、
性的少数者問題などをテーマにした本を
排除する動きが強まっている。
貸し出し対象には、
性に関する描写などを理由に
一部の州で過去に禁書となった
故J・D・サリンジャー氏の有名な青春小説
「ライ麦畑でつかまえて」も含まれる。
 
トニー・マークス館長は
全米で最近広がる禁書の動きを
「民主主義の基礎への攻撃」と批判した。
不適切本や映像の収集・所蔵することはあっても、
それを貸出し・公開はしないとの方針を
撤回するという動きのようだ。

記事によれば、期間限定で公開するとある。
『ライ麦畑でつかまえて』は読んだことがる。
翻訳のテクニックもあるだろう。
あの本のどこが、不適切なのかわからない。

この記事だけではわからないが、
館内での閲覧も禁じていたのだろうか。

その逆もありで、当時は合法・適切とされたものも、
時代の変化により、不適当とされるものもあるだろう。
貸出不可と公開不可では、意味合いはことなるように思える。

発禁処分や禁書など、本などのマーケティングに
利用される可能性もある。
話題の本となれば、売れるに違いない。



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スポーツと政治

2022年03月08日 13時33分17秒 | 話題・ニュースを考える
スポーツに “政治的な” 
事・モノを持ち込んではならないが・・・

以下の報道でジレンマを感じました。

“皇帝”プルシェンコ氏、
フィギュア界のロシア勢除外を批判
「スポーツと政治を混同してはいけない」

スポーツ報知
2022年3月2日 10:30

“皇帝”プルシェンコ氏、
フィギュア界のロシア勢除外を批判

「スポーツと政治を混同してはいけない」拡大する(全1枚)
エフゲニー・プルシェンコ氏のインスタグラムより@plushenkoofficia

国際スケート連盟(ISU)は1日、
ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、
ロシアとベラルーシ両国の選手・役員を、
フィギュア世界選手権を含む主催大会に
無期限で参加させないと発表した。

2006年トリノ五輪フィギュア男子金メダリストの
「皇帝」エフゲニー・プルシェンコ氏(ロシア)は
日本時間2日に自身のインスタグラムを更新し、
「スポーツと政治を混同してはいけない」と訴えた。

ISUは国際オリンピック委員会(IOC)の勧告に
同意する形でロシア勢の除外を決め、
23日にフランス・モンペリエで開幕する世界選手権に、
北京五輪女子金メダルのアンナ・シェルバコワ、
銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ、
暫定4位のカミラ・ワリエワらは出場できなくなった。

プルシェンコ氏は自身が五輪の会場で
ロシア国旗とメダルを掲げる写真とともに
「黙っているわけにはいきません」と切り出し、
IOCやISUの裁定に対して

「これは大きな間違いだ!」と強調。
「スポーツと政治を混同してはいけないし、
アスリートを罰したり、
出場権や競技権を奪ってはいけない。
これは差別であり、
アスリートの権利を著しく侵害するものだ」と批判した。

さらに「我が国のスケーターは、
世界最強であることを証明した。
フィギュアスケートの面白さは
選手たちの存在なくしては語れません。
スポーツ界のロシア代表に対して
適用されている制裁措置は不適切であり、
政治的なものである」とし、
「今、彼らはロシアを世界のスポーツから
孤立させようとしている」と指摘した。

「誰もが平和を望み、私もそれを望んでいる!
一日も早くすべてが終わり、
交渉が実を結ぶことを心から願っている。
私は大統領を信頼しています!」とプルシェンコ氏。

「私は政治家ではなくスポーツマンです。
私の目標は政治的な違いを超えて、
スポーツへの愛によって人々を団結させることです。
きっとみんなにできるはず!」
とスポーツの力で友好を取り戻すことを訴えていた。



プルシェンコ氏の〝激ギレ〟
投稿に心配の声「プーチンに洗脳された」


2022/03/07 14:25
東スポWeb

プルシェンコ氏の〝激ギレ〟投稿に心配の声「プーチンに洗脳された」

〝皇帝〟プルシェンコ氏(東スポWeb)

2006年トリノ五輪フィギュアスケート男子で
金メダルを獲得するなどロシアの〝皇帝〟と称される
エフゲニー・プルシェンコ氏(39)が、
ウクライナ侵攻に対するスポーツ界の制裁に対して
激しい言葉を使って猛反発した投稿が大きな波紋を呼んでいる。

プルシェンコ氏はこれまでも
母国ロシアを擁護してスポーツ界の制裁に反論してきたが、
6日に自身のインスタグラムに投稿した内容は衝撃的だった。

「私はロシア人だ! 
ロシア人であることを誇りに思う!!! 
ハバロフスク地方で生まれ、
長い間ボルゴグラード(スターリングラード)で過ごし、
スポーツではサンクトペテルブルクで競技を行い、
今はモスクワ地域に住んで働いている。
4つの異なる五輪でメダルを母国・ロシアに持ち帰ってきた!」
と自らの愛国心を強調。
続けて「人種差別をやめろ! 
ジェノサイド(大量虐殺)をやめろ! 
ファシズムをやめろ!」と極めて強い表現を用いて、
世界のスポーツ界で広がるロシアへの制裁に対して
猛批判を繰り広げた。

このプルシェンコ氏の投稿には世界中から
「的外れだ」「侵攻を正当化している」などと非難が殺到。
一方で超一流のアスリートとして
選手やファンから多くの尊敬を集めてきたプルシェンコ氏が
周囲を顧みないほどあまりにも強烈な言葉を使っているため、
ネット上ではその精神状態を心配する声も上がっている。

「完全に洗脳されてる。がっかりだよ」
「プーチンに洗脳された可哀そうな方?」
「洗脳ってすごいなって。
露の環境見たらこうなっても仕方ないのは分かるし、
いかにプロパガンダに力入れてるか思い知らされた」
などと洗脳を危惧する声も続々と出ている。

プルシェンコ氏の言動に対して注目と同時に不安も高まっている。

プルシェンコ氏の発言にジレンマを思いました。
すべての国際大会から、
ロシア・ベラルーシの選手の締め出しが続いています。
両国からすれば、かかる措置は、
理不尽に思えるかもしれません。

オリンピックの理念として、
大会開催中は戦闘継続中であっても、
休戦をするというのが理念でした。
プーチン大統領は、これを巧みに利用し、
オリンピック開催中は、ウクライナに侵攻(侵略)は行いませんでした。

オリンピック終了を待って、同国に侵攻したように思えます。
パラ選手が、「パラリンピック大会」から締め出されるのは、
織り込み済みとは、同大統領の思惑でしょう。

パラ大会を軽く見ているようなプーチンの心情のように思えます。
パラリンピアンこそ、ロシアとしての出場ではなく、
同大会で個人の努力をアピールすべき機会と考えます。
その点では、非常に残念です。

プーチンは、オリンピックを利用しました。
プルシェンコ氏は、IOCに文句を言う前に、
そんなプーチンを批判すべきでしょう。

オリンピックのあるべき姿として、
今後は、メダリストの国旗の掲揚をなくすのはもとより、
国旗の持ち込み、および、メダル授与も廃止すべきと考えます。
クーベルタンは、オリンピックには「参加することに意義がある」と、
いっています。

出場者(オリンピアン)には、大会での記録および名誉のみを授与し、
ナショナリズムを排除すべきと、私は考えます。
あるいは、W杯(ワールド・カップ)がある種目には、これに代替し、
マイナー競技のみをオリンピック種目にすることも提案します。

もっとパラリンピアンに活躍の場を与えるべきです。
プーチンのみならず、私達のなかには、
オリンピック偏重の志向があります。
テレビ中継もそうです。







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