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英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

【DWE・歌詞分析 93-2】 The Tall Man : 「動詞を2つ重ねる表現」 に注目!!

2015-05-27 | DWE・歌詞分析 【ライム】
ゆーくん、3歳 2か月 5日
あやちゃん、1歳 1か月 2日
DWE歴は、2年 6か月 22日になりました
   
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います

今回は、前回に引き続き、Sing Along! 9 のDVDに収録されている
"The Tall Man" について取り上げてみます

歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください 
   
この曲は、とても背が高い "the Tall Man" は、木よりもビルよりも背が高く、
あまりの背の高さに、下からでは 顔が見えないという内容を描写した曲です

前回も紹介しましたが、この曲で取り上げられている文法事項は、
  命令文 : Come one, come all!   など
  比較表現・最上級 : Come see the tallest man you'll ever see!
  関係代名詞・目的格(省略型) : Come see the tallest man [ that ] you'll ever see!
  比較表現・比較級 : This very tall man is taller than a building or a tree!
  so ~ that 構文 : The Tall Man is so tall that I can't see his head at all!  です

今回は、「動詞を2つ重ねる表現」 について取り上げてみたいと思います


歌詞でいうと――

    Come see the tallest man you'll ever see! 
    Come see a man who is very thin! 
    Come see a man who is very tall and another who isn't tall at all! 


という部分に登場しています


この英文は、"Come (来る)" という動詞 と "see (見る)" という動詞 が 2つ連続して使われています

基礎英語が身に付いている 英語学習者の方なら、
動詞が2つ連続して使われているので、
文法的におかしいと気がつくと思いますし、一見すると変な表現です

文法的な正しさを追求すると、以下の2つの表現が考えられます

    ① 動詞と動詞の間に "and" を入れる
    「見に来る」  「来る+見る」  "Come and see ~."

    ② 不定詞の "to" を入れる
    「見に来る」  「見るために来る」  "Come to see ~."

上記の表現も使えますが、"Come see~." の英文の方がくだけた表現になります
慣れると、日常生活で こちらの方が使いやすい表現になるかもしれません

「come + 動詞」や「go + 動詞」という形を使うのは、日常会話ではよくあることです
そこには、"and" や "to" が省略されていたのです

関連した表現例を挙げてみます

  go get  (取りに行く)
  go see  (見に行く、会いに行く)
  come get (取りに来る)
  come see (見に来る、会いに来る)


この曲の「動詞を2つ重ねる表現」は、
同じライムの曲 "Come One, Come All!" にも登場しています
   
    Come see a lady who is very fat! 
    Come see a man who is very thin! 
    Come see a man who is very tall and another who isn't tall at all! 


今回取り上げている "The Tall Man" にも登場する
"come see" は、「見に来る」「会いに来る」という意味ですから、
  「とても太った婦人を見に来て
   とても痩せた男を見に来て
   とても背が高い男 と まったく背が高くない男を見に来て!」
という意味になるわけです


また、この表現は、グリーンの "Jump -- Splash! -- Into the Water" の曲にも登場しています
      
   Go hang your clothes up in the tree then come in the water and swim with me. 

上記のように 「go+動詞」は、「~しに行く」という意味ですから、
「木に服を掛けに行って」となるわけです
 

これらの表現が使いこなせるようになって、
親しげに話すスキルを身につけられると、スマートだなぁと思います

次回は、「so ~ that 構文」 に注目したいと思います






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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