役創り（対話相手の人物土台を知る）

一場（洋裁店）の１ピース（服作り）のところ登場者３名。
洋裁店経営者Y子の弟子K女子、Y子の生徒看護婦M子既婚者、同じく生徒看護婦Y子の場合。
K女子：２７才、洋裁専門学校に３年通い、この洋裁店に６年勤めている。自宅から　　　通い両親は健在である。洋裁をはじめた動機はファッションが好きだか　　　　　ら等・・・・
M子既婚者：３４才結婚して５年。酒が好きで居酒屋で知り合った。夫３８才職業　　　タクシー運転手、優しい旦那、幼稚園に通う４才の子供の送り迎えをしてく　　　れている。民間アパートに住む。病棟に三交代勤務、時間の合間を利用して　　　洋裁を習う等・・・・・
Y子独身：２６才。１８才で看護専門学校へ３年間、その後病院に附属して勤務す　　　る、現在寮生活をいている。生まれは島根県、看護婦になろうとして動機は　　　祖父が重い病気で亡くなったから、M子は病院の先輩一緒に洋裁を習う　　　　　等・・・・
が各役者から発表され、３人を中心にこれを土台に１ピースの「せりふ」関係を含めた話し合いがなされた。
昨夜の稽古は役を深めるための土台「役の自分の履歴・現在の生活」話でした。
先輩役者の一言：この話し合いは役創りの大事な土台であるが、その場の気持ち（喜怒哀楽）もしっかり掴めや！（H/F）