青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

雁戸山(2014)[北蔵王縦走]

2014-09-26 17:51:01 | 山歩き

日  時 :2014年9月20日(土曜日) 晴れ 

場  所 :雁戸山(1486M)がんどさん 宮城県刈田郡七ヶ宿町刈田駐車場 

雁 戸 山:蔵王山ざおうさんは連峰の総称で、蔵王エコーラインの刈田峠かったとうげから南を南蔵王、刈田岳、熊野岳くまのだけ、お釜周辺を中央蔵王、雁戸山がんどさん一帯を北蔵王と呼び分け、雁戸山は鋭角的な双耳峰で、山頂付近は急峻な岩稜を形成し 北蔵王の中核をなす山となっています。

パーティ:28名(一般参加 18名 ガイド協会会員10名) 宮城蔵王ガイド協会主催事業

コースとタイム(山行形態:縦走登山)

     遠刈田公民館(7:00発)バス移動→刈田かった駐車場(7:45~8:00)→馬の背うまのせ(8:30)→熊野十字路(8:55)→自然園(9:45)→追分(10:00)→名号峰みょうごうほう(10:20~10:30)→三角点1236.8M(11:40)→八方平避難小屋(12:10~12:45)→南雁戸山(13:20~13:25)→北雁戸山(14:05~14:20)→関沢分岐(15:40)→笹谷峠(14:20~14:30)バス移動→遠刈田公民館(17:25着)

 

刈田駐車場から北蔵王縦走路のスタートです

年中風の吹く明るく広々とした馬の背

湖面がキラキラとさざ波に光り輝く蔵王名物 お釜

熊野十字路から望む北蔵王(遠くに小さく見える雁戸山)

歩き難い岩石の坂道を慎重に下ります

展望の無い雑木林の尾根歩き

南側に展望の開けた名号峰1490.9㍍山頂

名号峰山頂より熊野岳方面を振り返る(左手奥が刈田岳かっただけ1758㍍)

ここから先は長い々下り坂が続きます

東側に広がる仙台平野

見事なブナの原生林

八方平はっぽうたいら避難小屋でのランチタイム

避難小屋から先は歩き易い登山道が続きます

雁戸山手前の展望の開けた岩場

山乃神と彫られた石碑が立つ南雁戸1486㍍山頂の様子

南雁戸山頂より望む北雁戸(中央)

縦走コース一の危険な岩場の下り

下りて来た南雁戸の稜線を振り返る

雁戸山(北雁戸)への最後の登り

雁戸山(北雁戸)手前に設置された笹雁新道への標識

右奥に並ぶ山形神室やまがたかむろ1344.2㍍と仙台神室せんだいかむろ1356㍍(北雁戸山頂より望む)

下りて来た蟻の戸渡りを振り返る(西側が谷底へ鋭く切れ落ちる)

緩やかな滑り易い下り坂が続く

縦走コース終点の笹谷駐車場入口に建つ茂吉の碑

 

◆当日出逢った印象的な花々◆ 

ナンバンギセル・トリカブト・ヨツバヒヨドリ・イワインチン

   

ウメバチソウ・エゾオヤマリンドウ・コマクサ・ヤマハハコ

   

 

当日の北蔵王縦走案内図

 

当日の様子

蔵王山の稜線にはガスが掛かっていますが、朝から青空が広がり絶好の登山日和となりました。念入りにストレッチを済ませ駐車場を後に刈田リフト脇から馬の背へと登って行きます。馬の背では逆光にさざ波が光るお釜湖に感動、熊野稜線への登りでは残り物のコマクサの花々に感激。熊野十字路では北側に展望が開け、これから辿る稜線と はるか彼方に雁戸山が見えていました。自然園への歩き難い岩場を下り、背の高いキタゴヨウの雑木林を抜けると名号峰到着です。歩いて来た稜線と お椀を伏せた様な大きな熊野岳を目の前にしばし休憩。名号峰からはブナ林の急な下りとアップダウンが何度か続き、空腹を感じた頃 八方平避難小屋到着です。小屋前での山談義に楽しいランチタイムもあっと言う間に終わり再出発。小屋からは歩き易い登山道に明るい岩場を通過、徐々に急な登りから突然南雁戸山山頂です。眼下に蔵王ダム 奥には山形市の街並みが見えます。山頂を後にいよいよ危険な岩稜を慎重に下り登り返した先が北雁戸山頂です、中央蔵王や神室山の景色を楽しみ、記念撮影後 更に両側が切れ落ちた痩せ尾根と蟻の戸渡りの岩場を下ります。やがて前山との鞍部に出て、ここからは滑り易い雑木林の下りとなりました。長い下りも電波塔や送電線鉄塔が見えて来ると終点の笹谷峠到着です。久々の北蔵王縦走も忘れていた景色を思い出し、感激の一日となりました。

この日出逢った花々:アキノキリンソウ・ナンバンギセル・オヤマボクチ・トリカブト・ヒメミヤマウズラ・イワインチン・ヨツバヒヨドリ・ウメバチソウ・ザオウアザミ・ヤマハハコ・エゾオヤマリンドウ・エゾシオガマ・コマクサ・ナギナタコウジュ

 

過去の記録:雁戸山

 

 

 

 

 



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