何故公安局だったのか-----------?
初任務で、早速ドミネーターのトリガーを引いてしまった朱。
彼女の放ったパラライザーで眠らされてしまった慎也。
彼は目を覚まし、己の震える指を見つめる。
朱は最悪な気分で目覚める。
ホログラム化された世界は、毎日気分次第で変えられる優れものなんだ。
服もボタンひとつで準備OKな世界。
システムがすべて管理してくれる世界は楽だろうなぁ。
まるで個別のコンセルジュ。
今日は仕事の前に友人たちとの待ち合わせ。
そこで昨日の失態を聞かせるのだが・・・それだけの権限を持つ朱だからこその悩み。
成績優秀で、色相はこんなネガティブでも澄んでいるのが朱。
自分で鈍感なのかと言ってるけど、普通ならもっとにごってもおかしくないだろう。
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第1話
初任務で、早速ドミネーターのトリガーを引いてしまった朱。
彼女の放ったパラライザーで眠らされてしまった慎也。
彼は目を覚まし、己の震える指を見つめる。
朱は最悪な気分で目覚める。
ホログラム化された世界は、毎日気分次第で変えられる優れものなんだ。
服もボタンひとつで準備OKな世界。
システムがすべて管理してくれる世界は楽だろうなぁ。
まるで個別のコンセルジュ。
今日は仕事の前に友人たちとの待ち合わせ。
そこで昨日の失態を聞かせるのだが・・・それだけの権限を持つ朱だからこその悩み。
成績優秀で、色相はこんなネガティブでも澄んでいるのが朱。
自分で鈍感なのかと言ってるけど、普通ならもっとにごってもおかしくないだろう。
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第1話