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ダージリン・ティを飲みながら

東北での生活はあっという間に4年目に突入。伝統が大切にされているこの地方の祭りや催しをくまなく見たいと意欲マンマンの毎日

娘がとうとう結婚!

2008-07-30 | Weblog
長女が結婚しました。二人の幸せそうな顔を見るとこちらも大きな幸せをもらっているような気持ちがします。いつまでも幸せでいてほしいと心から願っています。

森のなかでのささやかだけど、すてきな式でした。参加してくださった方々の暖かい心に見守られての出発です。


山形県、銀山温泉へ

2008-05-15 | Weblog
連休の中休みに、運良く取れた銀山温泉の宿、古山閣に一泊した。

ここは銀山川をはさんで、両脇に十数軒の旅館が並ぶ、規模としては小さな温泉街。建物の木造四階、五階建ての古いがレトロな趣きが、ご年配の方々だけではなく、若い人たちの心をもつかむらしい。老若男女が浴衣を着てそぞろ歩き、足湯などを楽しんでいた。

もちろん銀山というからには銀が採れていたのだよ。しかし採りすぎて早くに枯渇してしまった。そのあとも温泉として賑わっているというわけだ。

この温泉は山形県尾花沢市にあるのだが、尾花沢は江戸時代には紅花の商いで有名な場所だった。松尾芭蕉が奥の細道を旅したときに、紅花商人で俳人でもあった鈴木清風の家に宿泊したことで有名。

地方に住んでわかったのだけど、江戸から昭和の初め頃までは、地方がとても力強かったのね。今は中央集中型になってしまったために、ひどいことになっているけど。ただ、その構造が決していいことではないと気づき始めた今、少しずつ変わり始めているような気がする。

さくら色ってこんな?

2008-05-14 | Weblog
娘もブログで載せているけど、桜ってどーしてこんなに日本人の心を揺さぶるのだ?
他の国ではどうだろう?
ハワイのプルメリア、インドのジャガランダ、あるいはゴールデンシャワー(これは英語圏では使ってはいけないらしい。想像そのものの、ある液体のことらしいから)フィリピンのフレームツリー、イギリスの薔薇、うーん、ピンとこないな。
日本人が感じるほど、特定の花に思い入れのある人々を思いつかない。
一年にたった一度、ほんの二週間ほど咲くだけの花だからか、それともいろんな人生の行事や出来事にあわせて、人それぞれの思い出が伴うからなのか。
いずれにしても、桜を見て嬉しくない日本人はいないということだけはrealなことだよね。

秋田市星辻神社のだるま市

2008-05-14 | Weblog
うーん、どうも画像が悪いなぁこのだるま市は4月12日13日に行なわれるのだが、必ず雨が降るという曰く付き。この日も雨模様の一日で。そのせいでこんな写りになったのよ。言い訳っぽいけどね。
どんなに大きな市なのだろうと思っていたけど、思いの他小さくて、それでもだるまを買う人の列が長々と神社の外まで連なっていましたね。わたしも中くらいの大きさのを買ったけど、プラスティックの袋に入ったまま飾ってある。御利益が消えちゃうかも。

島の教会ー隠れキリシタンが住んだ島

2008-04-06 | Weblog
この教会は、どこにあるのでしょう?
ヒント1 人口600人、周囲11キロメートルの小さな島に存在します
ヒント2 その島は佐賀県西端にあります
ヒント3 その島には昔、唐津藩の軍馬養成所がありました

この島の名は「馬渡島」(まだらじま)といいます。そんな島あったっけという人が多いのでは? 実は私もそうでした、3年前までは。

この島に、江戸時代に長崎県平戸から、7人の隠れキリシタンが渡ってきて、住み着きました。そして今もその末裔のキリスト教徒は新村に住み、仏教徒は島の本村に住んでいます。毎日曜日、この教会でミサが行なわれているそうです。
隠れキリシタンの悲惨な歴史の舞台に遭遇したという感じがしましたよ。

この島の人々はとても穏やかで、実にいいところです。

唐津に行きました~

2008-04-04 | Weblog
唐津焼き、唐津城、そして手作り豆腐(わたしはネットでお取り寄せをしている)でも有名ですね。
そのうえ今やこの写真の島、高島もけっこう名が知られていますよ。この島の宝当神社にお参りすると宝くじに当たると言われて、多くの人がお参りしているらしい。実際に大金が当たった人もいると聞きます。
あやかりたいものですが、あいにく時間がない。雨の高島を遠く臨んで、ひそかにお願いしておきました。

唐津シーサイドホテルは海のすぐ側にあり、なかなかいいですよ。ここには何度か泊まりました。総合点で★★と半分、あげてもいい。ミシュランとおんなじ★3つが満点ね。
部屋のお風呂から見えるのは、空と波と玄海の島々。窓を開けるとどどーんと波が打ち寄せる音が聞こえてくる。北もいいけど、西日本もいいなぁと思いましたね。

かなしや辰子像、美しい田沢湖

2008-03-04 | Weblog
辰子姫伝説は悲しい。自分の美しさを永遠にとどめたいと願ったがために、とうとう竜に姿を変えて湖の中に住むことになってしまった、かわいそうな娘の話である。
田沢湖は日本一深い(そうと知っている人は少ない)。水深423メートル、周囲が20キロあるカルデラ湖である。玉川からの酸性が強い水が流れ込んでいるため、たつこ像には腐食を防ぐ目的で、ブロンズに金箔漆塗り仕上げをほどこされている。
先ほどまで太陽が輝いていたのに、あっという間に雪が降り始め、一面が灰色と化してしまった。雪の田沢湖は周りの山々も見えず、ただただ金色に光るたつこの像が雪のなかにひっそりとたっていた。
昨夜はオープンになったばかりの「イスキア」というホテルのオープニングパーティーに出席し一泊した。妙の湯の女将さんが経営する3つ目のホテルである。ちなみに2つ目は都わすれという温泉旅館。高級で有名。イスキアは湖の側にたち、となりはハートハーブというハーブガーデン。
田沢湖は気持ちが清々しくなるところ。是非行ってみてほしい。


Route 13

2008-03-04 | Weblog
角館、田沢湖方面に向かう13号線。小さな町のはずれや山あいを心地よく走ります。
通り過ぎる町や村では雪をかぶった屋根が重そうに静かにたたずんでいて、今はただ春を待っているという風情。
そのうちこれらの家々の庭や道ばたには水仙やチューリップの花が咲き乱れて、日本の田舎には、花がふんだんに咲いている・・・という印象を与えるのです。
三角形をした秋田杉ばかりが生えている場所はドイツのブラックフォレストのように黒く、それがアクセントとなって、すっかりむき出しになったぶななどの広葉樹林とうまく調和して雪山に林立しているのです。

雪にはアキタ?

2008-02-28 | Weblog
ちょっとこの地を離れている間に、またふったわふったわ!
どんだけふるの~?
朝起きると必ず外の景色のチェック、そして「ひゃー、また降った!」と、いちおう驚いてみるのを習わしとしている。一人芝居ね。
我が家の庭などは前人未踏の雪山のよう。家に居ながらにして樹氷が見られちゃうもんね。
サングラスをして朝の食事をしているのよ、すごい紫外線だから。
しかし私は雪が大好きなので、ぜーんぜんヘイキ。どんなにふっていても外を歩くのが好き。一度なんか百メートル歩くのに遭難するかと思ったくらい。それがまた探検隊のような気分でいいのだ。
行きたいところが山ほどあるのに、この雪では当分無理かも。山形県酒田市のひな街道も、実は二十九日に予定しているのに・・・・。
この木、アイスクリームのようでかわいい。

そういえばイイ言葉を見つけた。久しぶりに素直に本を読んでいるもんでして。
“幸福になろうと心に決め、自分の内部に不幸をつくりだしてしまうような考えにはことごとく立ち向かい、それを打ち砕こうという決意がどうしても必要になる”
これはとても含蓄が深い言葉ですゾ。少なくとも個人的にはそう感じている。
幸福という定義もいろいろだけど、人それぞれ感じればいい。
要するに「ポジティブに」ということなのね。経験からいうと、ポジティブになるにはすっごいエネルギーがいるんだ。


六郷のカマクラ行事 竹打ち

2008-02-18 | Weblog
県南に位置する美郷町、六郷の小正月行事「竹打ち」や、横手のかまくらを見ることができたのは「バスで見に行きましょう」と友人が誘ってくれたから。そういう理由でもないと、こんなに毎日雪が降っているときに、特別雪深いところに地理に詳しくない私がいけるはずがないよね。しかし今年は東北のいろんな行事を見まくるぞ!と心に決めているのでホクホク。
この行事は、11日の蔵開きと天筆書き初め、12日に天筆を各家の戸口に飾る、14日餅つき、15日夜と続く一連の小正月行事である。15日夜八時から二手に分かれた男たちが、長い青竹を振り回して相手を打ち、三回戦で勝敗を決めるのだ。激しいのでみんなヘルメットをつけている。どちらが勝っても五穀豊穣が約束される。雪が降り続き、寒いなか、ラーメンを食べたり、利き酒をしたり。
どんなお祭りも見るより参加している方が何十倍も楽しそう。
いつもそういう結論に至るのであーる。
写りの悪い写真を披露しますね。ちゃんと撮れていなくてがっかり。

かまくら祭り

2008-02-17 | Weblog
15日に横手市のかまくら祭りに行った。横手「かまくら祭り」と美郷(みさと)町、六郷(ろくごう)のかまくら行事「竹打ち」という祭りを掛け持ちで見学するバスのツアーがあるのですよ。ショボイ(失礼)お食事つきで。秋田市内に帰ってくるのは夜の10時すぎ、ちょっとした楽しい遠足のようなものでした。
市内では、夕方6時になると大人も子供も街角や公園、川端、小学校の校庭、横手城内などの、大小さまざまのかまくらのなかのろうそくに灯をともして、さあ、それからはワイワイと甘酒をふるまったりして楽しむのだ。
かまくらの中には正面に水神様をまつり、家内安全や五穀豊穣を願うのが昔からの習わし。
甘酒をいただいたり、あったかい火鉢にあたったり、市内循環バスで移動しながらあちらこちらのかまくらを見て歩く人で賑わっていた。
私は友人とお城の天守閣まで上り、バスの時間に遅れそうになって走った走った。すべって、尻餅もついちゃった。
ちなみに焼きそばは食べ損ねた。残念!

降っても降ってもまだ降りやまぬ~♪

2008-01-26 | Weblog
そういえばこういう唱歌があったっけね。

雪やこんこ♪あられやこんこ♪降っても降ってもまだ降り止まぬ♪犬は野原で??駆け回り猫はこたつで丸くなる
あら!いやだ 
??の部分をどうしても思い出せない。
この歌は、以前「ゆきうさぎ」で登場したおばあちゃんが よく歌ってくれたものでした。

はるか昔の、犬も猫も人も 素朴に生きていた頃のこと。もちろん私がまだちいさな、ちいさな女の子だった頃。雪が降れば雪合戦をしたり、そこら中を転げ回ったり・・・そんな時代だったのに、いつのまにか、どこに行ってもあったかな生活に取って代わり、人間どころか、犬も猫もきれいな部屋でぬくぬくと過ごしている。いい時代になったもんだ。

でもご近所のくろちゃんは ちがうノダ。たとえそれが大雪の日であろうと!
玄関脇のちいさな犬小屋の前に所在なげに立っている。私がゴミ捨てに行くときには必ずにらみをきかせて、まるでどこかの空港の税関か、昔なら関所番か。
寒いだろうに、気骨があるね。がんばれ!

しかし犬の世界にも「格差」到来か。この「格差」、飼い主の動物に対する考えの違いによるものでしょう。犬は犬らしく・・・という考えなら、それもよし。

すごい雪、毎日毎日、どんどん積もっている。



すごい雪!

2008-01-14 | Weblog
東京から帰ってきたら、こちらはマイナス4度!
一面の雪だった。
機内では「状況によっては東京に引き返します」とアナウンスするので、半分覚悟をしていた。しかしこれまでも大抵の場合そうだった試しはなく、北国の空港はさすがに雪に強いと常々感心をするのだ。
今日は除雪車が滑走路の除雪をするのを、15分くらい上空で旋回しながら待っていたけれど。見下ろす雪景色のきれいだったことったら!
うちの周りもどっさりと積もっていて、夜になっても雪明かりでほの明るい。

ところで東京では風邪をこじらせてしまって、2日間もねこんじゃった。久々に病気の辛さを味わった。
やはり人間、健康あってのもの。
今年は早寝早起き、乾布摩擦に太極拳、腹八分目で毎日軽く散歩する元気な私でいようと決心したノダ。

今年の書き初めはこれ!

2008-01-05 | Weblog
「結実」果実が実を結ぶこと、転じて一般に努力の成果をあげること・・・・読んで字の如しだ。
人間、自分の努力が結実した、などと思えるのは終末期になってからでいい。
早々と自己満足をしてはいけない。しかし目標として「そうありたい」と思うことはいいことだ。
昨年の「凛」はどうだっただろう?

(ブログ上の字はお絵かきツールによる)

除雪車、出動す

2008-01-04 | Weblog
大晦日から降り続いている雪がとうとう通行の妨げになるほどに積もった。
そこで朝から除雪車が活躍。ウィンウィンと大きな音をたてて、我が家の前の道路に積もった雪を道ばたに寄せていく。
一昨年は例の大雪で、たまった雪がとうとう公園に運び込まれ、大きな氷山ができていつまでも消えなかったっけ。

寒いけどメタボ解消のため、毎日フル装備で散歩している。降ったばかりのパウダースノウをきしきしと踏みしめる感覚は絶妙ヨ!