撮れたて箕面ブログ-詳細版

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中学1年生がボランティア体験の一環で、高齢者疑似体験などを体験しました

2009年02月13日 | 詳細版
 2月13日(金曜日)、第四中学校(石丸1-17-1、屋代直己校長、生徒数598人)の1年生(178人)は、校外の施設ではボランティア活動を行ったり、校内では高齢者疑似体験などを行いました。

 これはキャリア教育の一環で、1年生はボランティア体験学習、2年生は職業体験を行います。1年生はボランティア体験を通して、自己理解を深めるとともに、自分の進路を見つめる姿勢を育成し、また福祉活動の意義を学んでもらおうと毎年この時期に行われています。

 この日、生徒たちは各グループに分かれ、校外では滝道で観光ボランティアとしてガイドをしたり、老人ホームや福祉施設で仕事のお手伝いなどを行いました。また校内では、地域のかたの協力のもと、高齢者疑似体験や妊婦体験などが行われました。

 高齢者疑似体験は、地域での奉仕・サービス活動を行う「NALCわかばの会」(岡部克己代表)の協力のもと行われ、生徒たちは高齢者疑似体験セット(耳栓や特殊眼鏡、荷重チョッキなど)を装着して、小銭を財布から出したり、階段の上り下りなどを行ったりして高齢になったときの身体的機能の低下や、心理的変化を体験しました。
 高齢者疑似体験を行う生徒たちからは「文字が読みにくい」や「足を上げづらい」などの声が聞かれ、わかばの会の岡部さんは「この疑似体験を通して、高齢になると視力も体力も落ち、レジでお金を出すのに時間がかかったり、道路を渡る速度も遅くなるということを理解してほしいです」と話しました。

 高齢者疑似体験を行った山真優さんは「足に重りをつけて階段を上るのは大変でした、また特殊眼鏡をつけて文字を見ると色も違う色に見えたりしました。この経験をいかしてまちなかで、荷物を重そうにしている人がいたら持ってあげたり、お手伝いをしたいと思います」と話しました。
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