波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「豪雨の中での試合に感動する保護者」に感動~台風の中の部活の大会最終日

2017-11-03 22:30:31 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。

先週末は予報通り台風が日本を縦断し、2週続けて全国的に大荒れの天候に・・・
日曜日、関東でも豪雨となり午後から夜にかけて相当激しく降りました。

息子のサッカーの大会の最終日であったその日は、さすがに中止か延期だろうと思っていたのですが、
予定通り決行され、息子は土砂降りの中を出かけていきました。

親としては、無事に帰るまで心配し通しでしたが、
夜9時過ぎに全身ずぶ濡れで帰宅した息子に訊くと、土砂降りの中のグラウンドはまるで池・・・
ボールは転がらず、すっころぶと水しぶきを上げながら水たまりにバシャーン!
さらに、試合結果はコテンパンのボロ負け・・・

疲れ切って帰った息子は、テスト期間中で翌日もテストのため、
その日は言葉も少なく「熱がありそう・・・」とぐったりしながら早々に寝ました。

そして、次の日の月曜日は部活保護者LINEで、朝からやり取りが飛び交いました。
仕事中でじっくり見ることが出来ない私は、お昼休みに一気にその内容を読むことになりました。

「台風で土砂降りの中、しかもテストの最中に何も無理にやらなくても・・・」
と言うような内容なのかなと勝手に想像していたのですが、読んでみると正反対の内容が・・・

「この悪天候で、しかもわざわざテスト期間中に行われる試合とはどのようなものか・・・」
と悪天候の中、興味津々で初めて観戦に行った一人の父親・・・

慣れないグラウンド状態で次々とゴールを決められる一方的な試合内容にも関わらず、
決して腐らずに最後まで必死にボールを追いかけていた子供達の姿に感動してうるっと来たようで、
冷え切った身体に少しでも温かいものをと、試合後に温かい飲み物を差し入れてくれたようです。

LINEの内容は、その方への感謝と頑張った子供達を労うものでした。
私は、その父親の温かい思いとLINEの内容に感動し、そちらにうるっと来てしまいました。

学校から離れた場所にグラウンドを持つ息子達の平日の練習は、専ら近くの公的なグラウンド・・・
しかも雨だと使用中止となるため、その場合は学内での基礎トレーニングが中心となります。

雨の中での試合経験も少なく、土砂降り状態での試合など全く初めて・・・
元々弱小チームである上に、悪条件が重なると当然のことながらコテンパンにやられてしまいます。

今回の試合はまさに息子達のサッカーに対する気持ちを試される試合だったように思いますが、
ひたむきに相手に向かって行くチーム全員と、それを応援し温かく迎える保護者・・・

今回の試練の試合で得たものや保護者の温かい思いに、それぞれが感じるものがあったのでは・・・
そう言う意味でも、今回の試合は貴重な一戦になったように思います。

結局、こう言う試合こそが一番思い出に残るんですよね。
そして「俺たちはこう言う試合を経験しながら強くなったんだ」と、いつか言えるようになると良いのですが・・

2017年11月3日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする