金曜にアントンコービン監督の映画「CONTROL」を渋谷シネマライズで観た。
最初、なかなか、感情移入が出来なかったが、ライヴシーンで歌詞が字幕で映し出されていくと引き込まれていった。
ソニックユースのライヴヴィデオで一緒にツアーで回るニルヴァーナを観た時に、カートコバーンを見て、こいつはそりゃ死ぬわ、と思ったが、家庭生活、日常生活との乖離を見るに、あの詩世界を外界に解き放しては、虚実が判別されなくなり、死へのスロープを転がっていくだろうな、と締め付けられるようになる、そう描かれている。23歳。若すぎたのだ。
イアンの詩世界、ジョイディヴィジョンのサウンドはもちろん好きだし(特に好きな「ISOLATION」が出てきて嬉しかった)、素晴らしいと今でも思うが、何だか、ラストに、愛する人間を残して死んではいけないという、思いが自分の中に残った。そう描かれているんだと思う。つまり、主人公に感情移入出来なかった(自分は人を傷つけることが平気な人間を「繊細」と呼ぶことが大嫌いなので)。
にしても、メンバー似てるねえ。キャストはどれも好かったですよ。
日記でいつも、演る側の私と日常のへヴィリスナーとしての私を分けているように、こういう時も音楽好きな私と映画好きな私がいて、感想がない交ぜになる。
ライヴシーンは素晴らしいです。キャストもよいし、写真家の映像らしく、アントンコービンの画は愛くるしい、特にキスシーンが好きです。サマンサモートンってあんなにふっくらしてたっけ?それだけに熱演かな。エコバニ(略すな)やフォール、キャブスやらポスターもいいよね。スジバン(略すな)もスペシャルサンクスに。
とはいえ、映画としては、まずまずの出来。ゆるやかなラインで死へと転がる様に感情移入が出来ない、若さゆえの自分勝手な死と捉えてしまう、複雑な感情がどこかでひっかかるから。
あと、マンチェスターは田舎なんだなあ。
最初、なかなか、感情移入が出来なかったが、ライヴシーンで歌詞が字幕で映し出されていくと引き込まれていった。
ソニックユースのライヴヴィデオで一緒にツアーで回るニルヴァーナを観た時に、カートコバーンを見て、こいつはそりゃ死ぬわ、と思ったが、家庭生活、日常生活との乖離を見るに、あの詩世界を外界に解き放しては、虚実が判別されなくなり、死へのスロープを転がっていくだろうな、と締め付けられるようになる、そう描かれている。23歳。若すぎたのだ。
イアンの詩世界、ジョイディヴィジョンのサウンドはもちろん好きだし(特に好きな「ISOLATION」が出てきて嬉しかった)、素晴らしいと今でも思うが、何だか、ラストに、愛する人間を残して死んではいけないという、思いが自分の中に残った。そう描かれているんだと思う。つまり、主人公に感情移入出来なかった(自分は人を傷つけることが平気な人間を「繊細」と呼ぶことが大嫌いなので)。
にしても、メンバー似てるねえ。キャストはどれも好かったですよ。
日記でいつも、演る側の私と日常のへヴィリスナーとしての私を分けているように、こういう時も音楽好きな私と映画好きな私がいて、感想がない交ぜになる。
ライヴシーンは素晴らしいです。キャストもよいし、写真家の映像らしく、アントンコービンの画は愛くるしい、特にキスシーンが好きです。サマンサモートンってあんなにふっくらしてたっけ?それだけに熱演かな。エコバニ(略すな)やフォール、キャブスやらポスターもいいよね。スジバン(略すな)もスペシャルサンクスに。
とはいえ、映画としては、まずまずの出来。ゆるやかなラインで死へと転がる様に感情移入が出来ない、若さゆえの自分勝手な死と捉えてしまう、複雑な感情がどこかでひっかかるから。
あと、マンチェスターは田舎なんだなあ。