点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

歓送迎会

2012年03月30日 07時27分22秒 | 日記

モルトン迎賓館にて、23年度の歓送迎会が行われた。課から転出されるかた、転入されるかた、また退職されるかたや昇任されたかたなどを紹介してみんなでお祝いする。
自分たち二年目は課の幹事なので、今回は同期とともに二人で司会を努めた。

うちの課は職場全体から見ても最大の規模なので、参加者全員で102人もいる(一つの課でだよ)。こんな大人数のところで司会をやるとなると、それはもう数日前から緊張しっぱなしで具合が悪く、正直あんまり仕事どころではなかった。公式行事なのでしっかりとやり遂げなければならない。ましてや噛むなんてとんでもない。

何度も頭でシュミレーションしてきたけど、結局始まってしまうと終始声がうわずってド緊張状態は最後まで抜けなかった。交代しながら一緒にやった同期は、さすが音楽で人前に立つ機会が多いせいか腰が据わっていて凄い。
一息ついた時には汗でスーツがぐしゃぐしゃになってしまっていたけど、まあ、とりあえず最低限試合はつくれた。野球で例えるなら7回3失点て感じ。

乾杯するまでなんと40分近くもかかったものの、始まってしまえばあとはもうただの嵐となる。なにもしなくてもみんな勝手に盛り上がるので、一息ついていろんな人と話をして歩いた。後輩となる新採用の子は、パンクブーブー佐藤(ボケ)に似ていて、なんとなく親近感が沸く雰囲気だった。

式の終わりにも締めの司会をしなければならず、そういう意味で「お茶しか飲まない」と決めていたのに、いろんなところに挨拶周りをしていたらいつの間にかべろんべろんになっていた。歓送迎会でみんなに酒をつぎながら自分は飲まない、っていうのはやっぱり無理だったかな。

最後、転出する人らで記念撮影、さらにアドリブで課長をみんなで胴上げして会は終了した。盛り上がりまくってとても良かったなあ。去年自分らが入ってきたときは震災の影響で歓送迎会がなかったのだが、そういう「会の雰囲気を全く知らない」という状態にしては同期みんなちゃんとやってたから大成功だったと思う。

式終了後。意地汚くて最低とは思うが、司会や挨拶周りなどでほとんどご飯を食べてなかったので、手付かずのお皿の料理をぱくぱく食べて歩いた。さすがにいい年してバツが悪かったから「席上の座席表を回収しながら、そのついでにパクつく」みたいな感じで。

そしたら、気づいたら同期やホールスタッフが俺をみて座席表を集めだしてて笑った。
みんなすまん、座席表なんてどうでもいいんだ、俺は料理食うことだけしか考えてないんだ。恥ずかしくて最後まで言い出せなかった…。

                              ~完~


そわそわするなー

2012年03月28日 07時02分35秒 | 日記


ネットで散々話題になっていたので今更感はあるものの、お笑い芸人「鉄拳」の描いたパラパラ漫画を見て、えらく感動してしまったので紹介する。絵のうまさもさることながら「時の流れを振り子で表現して描く」っていうアイデアの力が凄いと思う。

鉄拳「振り子」←youtubeに飛びます。
最後、懸命に振り子を止めようとするところが堪らない。選曲もずるくて泣く。
作中のお父さん、途中で亡くなっているようだけど、いつのタイミングだったんだろう。そんなんも考えてしまう作品だった。

お笑い芸人としてはかつて一度も面白いと思ったことがなかったけど、こういうとてつもない才能を見せられると興味が沸いてくる。5年前までのお笑いブームでは、みんな次々テレビ出れるから青りんご状態で出荷された人って多かったんじゃないだろうか。

さて、人事異動が発表になり今度は課内での配置換えについても決まった。
自分は今回席も担当もなんにも変わらなかったので楽だが、それらが変わることになった方々は大慌てで机の引越しや引継ぎ書の作成をすることになる。たった数日しか時間がないうえに新しい担当も把握しなければならないんだから大変そうだ。

一年間隣の席でお世話になり、ハイチュウだのぷっちょだのを交換しあった、自分の教育係だった一年先輩も離れる。元々、あくの強い個性的な人だったけど、後ろの席の先輩のおかげで楽しくやって来れたと思う。いなくなると思うと寂しいが、別なチームでもなんとかうまい事やっていってほしい。

そして、代わりに後輩が入ってくることになった。自分にとってはむつ時代を入れると2人目の後輩になるな。あの時も「どんな奴が来るのか」と緊張したけど、今もしっかり緊張しているあたり、人見知り体質は変わってないんだなあと実感する。早くチームになじんでもらえるよう頑張ろう。チーム内の仲が悪いと仕事が楽しくなくなってしまうから。

                               ~完~


飲みが続く

2012年03月24日 10時58分53秒 | 日記


先日はむつ市に行って、前の職場の課長の定年退職を惜しむ飲みをした。
たくさん話をしたし、3次会でみんなでビリヤードやっちゃうっていうところがいかにも「むつ市」飲みだなと思い、懐かしさにどっぷり浸った。また、4次会の「銀座ラーメン」ではなつかしの「もつ炒め」食べて、店員さんの独特のモノマネもして、変わらぬむつ市の魅力を堪能できた。

帰りに寄った、むつ市の誇る「家系家」では、初めて「家系2nd」というラーメンを食べてみた(やはり最高に美味しい)。より醤油の側に寄った味がして、確かにどちらかと言えば2ndの方が本家に近いかもしれない。でもむつ市のはむつ市ので独自の味を進めていってほしい。本家に無理して近づく必要はない。

そして昨日は今の職場の仲良しメンバーとの飲みだった。
このメンバーだと大概「ひたすら喋って、最後ラーメンたべて終わり」というだけのシンプルな飲みになる。今回も変わらず、気がつけば4人全員が一度もトイレに行かず5時間経ってて、時の流れの早さを感じることになった。締めのラーメン、たまたまむつ市の職員の方がいてびっくりした。世間は狭い。

ところで、この二回の飲みで共通して話題になったのが「人事異動」についてで、どちらでも「来年あの人がいなくなってやっていけるのか?」という嘆きというか不安の話で場が持ちきりだった。確かに職場の要だった超優秀な「あの人」がいなくなると、来年の課は相当荒れそうだ。別チームの柱であった「かの人」もいなくなる。

また、この手の話題ではよく、「人事のやつらは何も現場をわかってないで、無慈悲にかき回しやがる」という話にもなるのだが、これに関してはどこの部署も事情は同じなんだからしょうがないな。新卒上がりの同期は、直属の上司があまりにもダメな人すぎててっきりいなくなると思っていたらしく、今回異動なしという結果に激烈に憤慨していた。同情するが、適度にガス抜きして頑張るしかない。

これまでも案外なるようになってきたし来年もきっとどうにかなるだろう。…と楽観している自分だけど、そう感じるのはきっと自分の来年の環境がさほど変わらないという安全な位置にいるがゆえだ。当事者にならないと焦らない、なんと嫌な性格なんだろう。これぞ「人事」と書いて「ひとごと」と読む人間の典型だな。


                               ~完~


こりゃ荒れるぜぇ~

2012年03月20日 22時07分12秒 | 日記

R-1ぐらんぷり2012を観た(ネタバレするので注意)。

最後、最終決戦に勝ち上がった3人のうち、COWCOW多田さんとスギちゃんに3票ずつ入りなんと同点という結果になった。唯一一人だけチュート徳井さんに票を入れていた木村祐一さんが再投票を迫られ、結果、票はCOWCOWの多田さんに。前から応援していたスギちゃんは残念ながら準優勝。

この瞬間、これは荒れるぜぇ~、また吉本の組織票だと嵐のように言われまくるぜぇ~と大確信した(案の定現在大炎上中、キム兄災難だったなあ…)。
あまりにも毎回荒れるけど、だれが優勝でももうどうでもいいんじゃないかな。最近は「優勝したからと言って売れるとは限らない」のが当たり前になってるし。ルールとか組み合わせとか審査員とかでいくらでも結果が変わってたんだから、目の前のネタを純粋に楽しむのがいいと思う。

今回自分が一番面白いと思ったのは徳井さんの一本目、ヨギータだった。
「師匠の嫌なところは車の走行距離が18万キロもあるところ」っていう設定と、それをひたすら熱く語るヨギータ。師匠の芸となんも関係ないししつこいし、やたら笑った。この人は凄いなあ。もう一線を退いた人だと思ってたけど全然そんなことはなかった。2007年なら、あれだけでもう優勝だったろうに。

サイクロンZも凄く楽しかった。「人に見せるほどのレベルに達していないマジックを勢いとノリだけでやる」。こういう勢いで飛ばして逃げ切るやつ大好きだなあ。誰かの「海外でやっても通用する」っていうコメント、はっとさせられた。日本のお笑いの泥くさい感じじゃなく、楽しさ全快っていうところが良かったのかも。

大吾の、「客のだれかに7万円盗まれたようだとキレまくるものの、ネタの途中にお金が見つかる」というネタもめちゃくちゃ面白かった。あのばつの悪そうな表情、謝り方、たまらない。そのあとの気まずい空気の中でフリップ芸、「嫌いだけど可愛い言葉、10位は『うんち』」って。馬鹿馬鹿しい極みだなと思った。

その他、ヤナギブソンとヒューマン中村が良かった。スギちゃんは、過去に見たネタが多かったし緊張のあまりネタ中に差し込む「えへへへ」が多すぎて鼻についてしまったけど、でも熱をこめて応援してしまった。最後スギちゃん、多田さんが優勝して泣いた時もらい泣きで号泣してたな。なんていい人なんだろう。見てるこっちまで感動してしまう。

普通に仕事しただけなのに、大幅に好感度を下げてしまったキム兄と、大幅に好感度を上げたスギちゃん。この対比が、後々大会を思い出すときに出てくることになるだろうな、と思えた。

                               ~完~