ラーメンズ片桐仁さんのトーク&サイン会に行ってきました。
以前投稿で「一体何人の人が来てくれるのか…」と不安な気持ちについて書きましたが、なんとあのさほど広くない会場にざっと100人以上人が集まっていました。自分も驚いたが、仁さんもびっくりしていた。
自分は友人とともに、イベントスタートが午後2時のところを昼の12時から陣取って座っていたので、最前列かつサインもほぼ最初にもらうことができた。あの椅子すわり心地が最悪だからケツは痛かったものの、いい感じでよかったです。
それにしても、ファンの顔を眺めるとみんな同じような趣味、趣向を持っているというか、雰囲気が似ているというか。AKBだの幸田だのエグザイルだの「流行の先端」を追いかける人とは明らかに違う、サブカル系の色が濃かった。自分もそのうちの一人なのだが、隣に座っていた女の子が待っている間「恥知らずのパープルヘイズ(ジョジョの小説)」を読んでいるのを見て、俺は今スゴイ集団内にいるな、と思った。
トークイベント自体はものの20分で終わりました。片桐さんは本当に普通。
芸人ではあるが、千鳥ノブやブラマヨ小杉のようなキレキレの一言を放り込んでくることはなく、淡々と作った本の製作談や、青森県の話題で客を楽しませる。これはこれで楽しくていい。司会のお姉さんが以外にもボケまくり、片桐さんがちょっと戸惑う場面もあったが、それも地方イベントっぽくていい。
速やかにサイン会へ。
開始してすぐ、4人目くらいの順番だったためか片桐さんもまだ元気で、そこそこ多めに会話することができて感激でした。しっかり「単独公演青森でもやってください」と伝えましたが「いや~やっぱ呼んでもらえないことにはね~」とのこと。「呼んでもらう」とは「リサーチして青森でも収益が上がらないことにはね~」という意味ではあるが、今回のこの大盛況っぷりにきっと心も動かされたに違いありません。
今回は「彫刻家」としてという意味合いが強かった来青であり、縄文土器からインスピレーションを得て作ったという作品も何点かあって凄く楽しかった。これからラーメンズが青森と深く結びついていければいいなあと感じた一日でした。
~完~
ラーメンズ「透明人間」