先日のロンハーで、出川哲郎が年下の芸人を尊敬できる順にランク付けしていた回が面白かった。リアクション芸を極めた舌足らずな男が、かなり的確に芸人の個々のいいところ悪いところを切れ味良く分析していて、やはり長年一流でやっている人は違うのだなと実感した。またこういうの見たい。
今日は全然書くことが思いつかないので超適当な話になってしまうが、9月で35歳になって、今のところで自分で一番年齢を感じるのは「感性」の部分で、子どもの頃好きだったものにどんどん興味が持てなくなってきているというのが、なんとなく感覚的にヤバイなと思っている。
例えば最たるものはテレビゲームだが、小学生の頃などはもう、一日中ゲームやりたいとばかり考えていて好きなタイトルの発売が発表になろうものなら、歯を食いしばって早くプレイしたい気持ちを我慢していた。SFCの「キャプテン翼3」の情報がジャンプに掲載されたとき、発売日が7か月後で、あまりに遠くて気が狂いそうになったものだった。
だが今は…。スイッチを買ったものの自分用のソフトが無かったから、きっと面白いだろうと思って「ドラゴンボールゼノバース2」というやつを買ったのに、2か月ほども経ってまだ2回しかプレイしていない。面白いは面白いのだが、操作が難しくて…。
また、今でも野球ゲームと三国無双は興味あるしやってみたいと思うのだが、子どもの自分ならゲーム機も含めなんとしても手に入れたいと願うところを、今の自分は、持ってるゲーム機で発売されたら考えよう、というくらいにしか考えられない。ましてやゲームの発売日を今か今かと待つなんて、とてもあり得ない。
成熟して大人になったんだよ、と言えば聞こえはいいがただ単純に感性が鈍り、物欲が無くなり、生き物としてどんどん鈍化していっているだけのように感じてしまう。35歳でこれだったら、あと10年、20年したらどうなってしまうんだ?植物のような精神状態になりそうで怖い。
うちの親父は定年を迎えてから社交ダンス、カラオケ、手品と手広く趣味への探求心を爆発させて毎日を楽しんでいるが、自分は果たしてああなれるんだろうか。
~完~
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