ふみ工房

手作りの陶器紹介

でけた!

2011年10月31日 | 陶芸
来年の干支が出来上がりました。思い切って辰らしく織部釉薬をドッとかけましたよ。
辰にしかできないものね。私なりに派手にしたつもりですがいかがかな??

水晶部分が織部釉薬がきつくて薄いところに移りメリハリがなくなりました。
思い切って黄色のペイントをしました。
何とかでけたわ。

今年は何かといろいろあって大変で。このことを吹き飛ばすくらいの勢いで作りました。来年辰が上るごとく上向きの1年になってほしいものです。

秋ですねぇ

2011年10月16日 | お知らせ
昨日は1週間ぶりに展示会場に足をはこびました。花器に生けていたお花はもうだめだろうなぁ。でもお花を買いにいけませんでした。
そこで移動中ススキをいたるところに発見。早く車から降りてゲットしないと町へ出てしまう。丁度はさみも持ち合わせておりラッキーなことに秋の風物詩をゲットしました。

ハートの花器に生けてみました。秋ですねー。


リズムシリーズ

2011年10月08日 | 陶芸
底が三角で縁が丸い変わった形。タタラ作りで板状の土を折りたたんだ器なのです。

この形は長い間作っていますがリズムのようなイメージの加飾に落ち着いてきました。
白い部分も微妙に黄味がかっていて何ともいえない色味を成しています。一番工程が複雑かなぁ。
どうやって作るんですか?と聞かれますが企業秘密でもないので説明しますがその複雑さになかなか伝わりません。

今回はフリーボウルのような大きめのライスボールを作りました。
実はお抹茶を気軽に立てるのにと沢山注文してくれたものの一部です。(下の器)


ストライプシリーズ

2011年10月07日 | 陶芸

イッチンでストライプを仕上げるいつもの定番作品ですが中の釉薬を少し変えてみた。
焼き物らしい釉薬にしたくて、でも白い色も欲しくて。

そこで試してみたのがチタンマット。購入してみたが配合も簡単なので次回からは作ってみようと思う。
しかし不安定な釉薬で1000℃からゆっくりあげないと結晶化が十分でなくなるのだ。
私の窯は灯油だから完全手動。30分おきに温度計とにらめっこ。
苦労したけどまあまあの出来ばえかな。

マイコン制御の電気窯が欲しいところだが還元炎も楽しみたいししばらくはこの窯でいいかなぁ。

新作作ってみました

2011年10月06日 | 陶芸
蓮の絵を久しぶりに描いてみました。微妙な配置を決めるのになかなか落ち着いて考えられず放置していました。
でもいざ描くぞーっとなれば案外スラ~ッと描けるものですね。
見出しの写真は大きめの銅鑼鉢。釉薬が濃いかと思いましたが返ってそちらの方が絵がボンヤリしていていい感じになりました。
絵付けの絵の具濃度はなかなか神経使います。今回はまあまあかな。


入れ子の銅鑼鉢。ここでは見えませんが蓮の花を対角に外側面にレンコンを描いています。


こちらは注文の豆皿。沢山作ったので展示会にも出せました。
それぞれにレンコン、葉、蓮と描きました。

蓮シリーズ以外にもあと少し新作があります。またアップいたしますね。

響展始まる

2011年10月06日 | お知らせ
何だかバタバタのうちに始まりました。
ギャラリーは秋の雰囲気満載です。Tシャツ手描き染め作家小橋さんの絵がとても秋らしくTシャツやパーカーの色合いも秋なのです。
そして私の吾亦紅の作品も秋の雰囲気を出せているかなぁ。

ギャラリーの窓も大きくて秋の光と空気を取り込んでくれています。

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りくださいね。


芳名録記載のテーブルにて


Tシャツにも器にも吾亦紅ですぅ。ちなみにハートの花器にも吾亦紅を生けてみました。

ドラゴンの考案

2011年10月02日 | 生活
来年の干支といえば辰。もう10月というのに今年は取っ掛かりが遅い。

展示会に向けての器作りでなかなか落ち着いて人形作りができないでいる。
でももう決めないと!
今日は本焼きをしている側であれこれ作ってみたが、あの胴体のウネウネが上手くいかない。一時は石膏型も考えたがいつもチマチマと手捻りで作る作風なので何だか違和感を感じる。
課題はウネウネを簡単にコンパクトに作る方法である。一昨年の寅の胴体の作り方からヒントを得た。よしよしこれなら簡単に沢山コンパクトに作れるのだ。

ポーズは右手で招き左手には珠を持ち満面の笑顔。これでちょっと日本元気にできるかな??