洗心庵 霊能 常世/霊能師・みどり公式ブログ

浄化を進ませ、苦しいことも嬉しいことも結果を出し次の人生へと後押しする場所です。

離れても胸の奥の友達でいさせて~Hello, my friend~

2011年08月12日 | blog


Hello, my friend

松任谷由美さんのhallo myfriend。

夏が来るたび、思い出す想い出の数々・・・。

常世も一周年を無事に迎えまして新しいご縁を日々頂き感謝の毎日でございます。

今日は8月11日。

わたしの幼稚園からの友達、わーちゃんとの想い出の日。

ある日の早朝、看護師であったわーちゃんの同僚の方から突然の電話。

「お友だちのwさんがお亡くなりました。
 明日のお約束はそういう事ですのでいけません。」

寝ぼけていた私は当時主人と生活していたので主人に電話を代わってと
頼み、産まれて初めて体が震えるという経験をし、何故か親友えーちゃんに
朝四時だと言うのに電話をし、どうしよう、喪服が無いねんと冷静に電話を
したのを覚えています。


お嫁入り道具に喪服はあったのですがスリーシーズン使えるもので
真夏の通夜葬儀に到底着れるものではなく等と何故か意外と冷静な
事を考えていたのです。

朝を待ってわーちゃんのお家に連絡しご家族がお迎えに向かっていますが
九時には宇治の自宅に戻りますとの弟さんの応対で同級生と連絡を取り合い
数人でわーちゃんの自宅へ向かいました。

「まだわーちゃん温かいねん。みんなさすってやって」

そう仰るお父様の声に私も、体を擦らせて頂いたのですがあの感触は
きっと一生忘れることはないと思います。


その朝から通夜、葬儀、そして二人の恒例行事宇治川花火大会当日。

一緒に行く約束をしていた主人とわーちゃんの彼氏と私でわーちゃん家へ。
お婆様が入院中で、まだわーちゃんの死を知らせておられていなかった
ご両親が病院の屋上で花火を見られると言う事で御留守だったのですが
弟さんが迎えて下さり私達を家に入れて下さいました。

そして初七日にお参りに行かせて頂いた時のお父さんの言葉は
今でも私の大きな心の針の一つです。

みーちゃん、皆な、通夜葬式で大泣きして帰ってくれて…。
やけどな、花火の日にな、ある子と道ですれ違ったんや。
嬉しそうな顔でな、彼氏と歩いてるの見て辛くてな…。
そやから家帰ってみーちゃん達来てくれてたって聞いて
嬉しくて嬉しくて…。


我儘できままで自分勝手な私に付き合ってくれていたわーちゃんが
居なくなった事の衝撃と、この悲しみの波にさらわれそうな私が
わーちゃん家族と縁を深めるのに時間は掛からず、それから裁判
での勝訴を勝ち取るまでの間、台風のような子やなー、そんな事できへんわ、
わーちゃんを晒しものにしてまで勝ちたくない、相手に金払うわ。

この件についてはまた、お聞きになりたい方にお話しさせて頂きますが
事故の裁判って、ほんとに生きているものが勝ってしまう仕組み、
強いほうが勝つ仕組みがあるんだなと痛感した日々でした。


警察って何?弁護士って何?

何だか世の中って私が思っているのと違う…。

そんな事で頭を悩ましていた時に、でも彼女ならこうした筈、
調書ではこうだけど、彼女は赤信号に突っ込める根性なんてないっ。



もうええねん、みーちゃん。そんなんしんでも勝てるんやって。
とにかく色々思い出したりすんのもしんどいねん。

でも、でも。

これは?これは何の意味で書いてあるんですか?
これは?相手の子の証言?これホントに本人が思ってるのかな?

ごたごたと言う私にもう、うるさいわ。
私らどうしたらあなたは納得するん?

なんでこんな関わってくるの?


・・・・・・。

わー。。。そんなん私でもわからんですよ・・・。


そして一審で敗訴の報を聞き、本気を出した私達夫婦。

目撃者探しに証言者探しにチラシ作りにポスター作り。

写真を使った方が効果的ですよ、絶対、こんな清純な可愛い子が…。
そう思って頂けたらきっと今まで口を塞いで居られた方も出て来て下さいますよ。

とにかく弁護士の心を動かす方が先だと直感的に感じたウチの主人と私で
街の主たる場にちらしを撒き、どうしたんと聞いてくる方に事情を話している
間に、近くのあるお店の方が、自販機のメンテナンスに出てきておられ
目撃してはいるけど、店やってるからね・・・。

いえいえ、そのお話しを弁護士に渡す資料に匿名で書かせて頂けませんかと
言うことにし、その方の店から見える事故現場の写真を沢山写してその日は
主人と友達とで家路につきました。


そして・・・。


ご家族の反感を買いつつも迎えた二審。

朝から落ち着かず、ウロウロと家を徘徊しながら電話を待っていると。

妹のはぐちゃんから長い長いファックスが届きました。

「勝てました。ありがとう」

と・・・。


そして小さな小さなはぐちゃんの文字でみーちゃん夫婦のお陰。

そう書かれているのを見て仕事中の主人に大泣きして電話。


そしてそして、二審の数日後。


運命の人、ぽんちゃんと私は宇治のお祭りが御縁で出会うのです。


あ、11日がどんな日かとは・・・。


夢を見た日なのです。わーちゃんの。


「みどりちゃん、ありがとう、もうええね。ほんまにありがとう」


懐かしい想い出の3年3組の教室でセーラー服を着た彼女が居るのです。

教壇の前に立っていたのです。彼女が。

思わず私は、あんた、なにゆうてんの、あんたの為やったら何でもしてあげるで
そう言ったのですが、彼女は寂しそうに後ろを向きそのまま夢から覚めました。


それが8月11日。


それから、沢山の夢を見たり、毛穴すっきりパックをつけたまま寝たら
パックが行方不明になると言う事件を境に色々な不思議な出来事が
起きたり、事故現場に行くと大風邪をひいたり、まぁ早く恵美先生に会えて
いたらねー、ほんまに。

そんな日々でした。


夢中になれる事、宇治のお祭りに出会い、ぽんちゃんに出会い。


儚く散る夢の散り際の潔さ、美学を学び、一瞬の為にする努力の美しさを知り。
愛の深さ、人の想いの深さを学ばせて頂き、わたしはこの世界に入りました。


私は常世で出会った方々に幸せの種と育て方をお渡ししたいです。
幸せの種とはご先祖さん。育て方とは思いの交流。

お出で下さる方の先祖さんや想いのある方と少しでも感じ合って頂きたい。

手を取り合って頂きたい。

そして、あの世で、本当の常世でお会いになった時に「あの時」聞いた話を
ふたたび聞いて頂き、笑いあって抱きしめあって欲しい。

そんな思いで、願いで、日々を過ごしております。

生きて交流して居られる方も同様。

お話し合いになっておられない事もお話しさせて頂ける事で
少しでもこの世の時計、針が動いて上手く事が進むならば
どのようにお伝えするのが良いのかを、心に触れさせて頂きながら
一生懸命努めさせて頂いております。

どのような願いでも、そのお願いが神さん、尊い方の心に触れるなら
きっと、そのお願いは叶う。

そう信じています。

だってわたし、叶っていますから。

自分で言っちゃいけませんよね、ごめんなさい。


どうぞ、皆様の人生の針が、心の針が、時計の針が、心地よく進みますように。

いつも祈っております。


お盆のひとときが、憩いが、繋がりが光となりますように。


ご縁のみなさまに平安がありますように。


見えない道に先祖の、縁の光が燦々と降り注ぎますように。


いつも、いつも、祈っております。


                             みどり。




写真は徳島、神山町の雨乞いの滝への道中で思わずルートを外れる私をころ様がぱしゃり。
夏の水辺は癒されますです。