「安室奈美恵」
「最高のフィクション」
なんというカッコイイ言葉なんだろう。
安室ちゃんが最新のベストアルバム、
「BEST FICTION」
のタイトルに関して語った時に、
自分のここ最近のキャリアに対し放った言葉。
（新星堂フリーマガジン「DROPS No16」等）
あんなに可愛い顔をして言うことがかっこよすぎる・・・
深い。
一方で、本当の自分を知ってもらいたいとか、
自分に嘘を付けないとか言って、
無様なパフォーマンス・言動をさらけ出すミュージシャンもいる。
そこになんの意味があるのだろうか。
もちろん、その本当の自分が
最高のパフォーマンスであるのならば問題は無いわけだが。
つまり、重要なのは、
それを観た人達・ファンが納得するようなパフォーマンスを見せること。
本当の自分をと謳い、
実はその姿がフェイクだったとしても、
それが最高のパフォーマンスだったとするのなら、
それもまた最高のフィクションと言えるだろう。
もちろん、安室ちゃんが言ってるそれとは別の物だけど。
プロフェッショナルのアーチストとして放った最高の言葉・・・
賞賛に値する言葉・・・
そしてその言葉に相応しいパフォーマンスを魅せてくれる女性・・・
自分のキャリアを振り返った時に、
「最高のフィクションだった」
と言える安室奈美恵は、
「最高のプロフェッショナル」
なのではないだろうか。
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