MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

その先にあった真剣

2008-08-10 00:36:21 | Weblog


氷室京介が、ツアーパンフでBe Yourselfに関してあることを語っていた。

「それほど真剣に作った曲でも無かった」

この発言が気になる。

つまり、

「作曲自体がそれほど真剣に作った曲でも無かった」なのか、

作曲した後の「音入れ作業」がそれなのか。


以前、俺もブログで語ったが、

確かに音入れ作業に関しては、

氷室が真剣に、

良い意味でねちっこく、

徹底的に執着した感じの音には聴こえなかった。

「それっぽく作った音」

「うまくまとめた曲」

聴き方によっては、そんな風に聴こえなくもない。

いずれにせよ、この「それほど真剣に作った曲でも無かった」って言葉は色々と誤解を招く。

ファンに対してはもちろんだが、

この曲の音入れをしたのは「ap bank fes'07」で知り合ったミュージシャン達・・。

氷室の発言って言うのは、たまにこう言ったバランス感に欠ける物がある。


そこから見えてくるもの・・・


言葉だけを見ても意味は無い。

重要なのは言わなくてもいいことをあえて言う「真意」なのではないだろうか。

その発言内容の真意を知りたい。


さらに思う・・・


世の中には笑顔を振りまいて、

偽善的な呼びかけをしているミュージシャン達がいる。

もし、「それほど真剣に作った曲でも無かった」が本当だったとして、

そんな中、ファンの間で評判が良かったと知ったとするのなら、

果たして氷室のような発言が出来ただろうか。

「評判が良いことに乗っかった発言」

これをしなかった氷室。

自分に正直でありつづける氷室京介・・・

今回の発言で氷室京介の説得力にまた磨きがかかったのではないだろうか。








          194589 ~揺ぎ無い説得力~