今年も、もうすぐ『8月15日』が訪れます!
戦時中、自宅の梅の木が「たわわに実を付けて」収穫の日を楽しみにしていたそうですが、急に全て落果して・・祖父が「縁起でもないことだ」と言っていたと(伯母から)聞かされました。
そして、直後に「ビルマで戦死」の知らせと共に、石と木欠片が入った小さな木箱が二つ届けられたそうです。
伯母ちゃんは、家と9歳下の母の為に頑張って働いて家計を助けたと言います。
祖母も、農地試験所で働いたそうですが・・その苦労は並大抵のものではなかったと思います。
働き者で気の強い祖母でしたが、大事に育てた愛息子達が「遠い異国で戦死して(戦友が傍にあった石や木欠片を拾ってくれた)何も帰らなかった」ことに無念の涙を毎晩流したことでしょう!
伯母ちゃんも「その日を思い出すと、悔しさが込み上げてくる」と言います。
(終戦記念日に)偉い賢い方達は、本当に様々なことを話されますし・・TVでも討論されています
でも「日本の為に異国で散った若い命」を冒涜するような意見はしないでほしいと思います。