恵理の日記帳

平凡な日々の中で、ささやかな出来事を書いています。

事なかれ主義

2012-07-15 08:45:03 | Weblog

  

過去に幾度となく虚しい事件が起こっているのに、繰り返してばかりで「一向に改善されない」

             26年前の『富士見中学虐め事件』を思い出します!

                                           

この記事を読んで、長男が出勤前にポツリとひとこと「(自分も)母子家庭=貧乏で虐められたなぁ」

 「貧乏だと虐められるの!?」

 「まぁ~資本主義だから仕方ないね、(自分は)悔しくて頑張って勉強したけど」

                                             

そういえば・・・長男が低学年の頃、私に「クラスに岩手に帰れ!と言うのがいる」と訴えたことがありました。

私は驚きと怒りで、その御宅に抗議のを入れました。

すると、その御宅のおばあちゃんが我が家にみえて、仰いました。

 「家の孫は、馬鹿にしたり本気で言った訳じゃなくて(御宅の子が)あまりにも岩手の良いことばかりを喋るから、じゃあ岩手に帰ったら?と言っただけなんですよ」

そのことを後で長男に教えると、ホッとしたような表情になったことを覚えています。

そりゃ~岩手に生まれ育って、急に(次男の手術の為に三重大付属病院に転院)5歳で三重に転居したのですから、故郷が・・故郷の友人が懐かしいはずでしょうに!

長男は成績が良かったので、余計に虐めの対象になったのかも!?

高学年になると、同じクラスの3人&他のクラス全員と仲良くしていたようです。

担任の先生から「隣のクラスとばかり仲良くしないで、自分のクラスの子とも仲良くしてくれよ」と言われたそうです。

通信簿渡しの時に、私は担任の先生から「今の子達は、真面目がダサいという風潮ですから・・OO君はクラスで浮いた存在になってしまって可哀想な気がします」と言われました。

ですが卒業式の当日、クラス全員で(自宅に)迎えにきてくれたそうで・・後で本人から聞いて「本当に感激しました」

そこまで到達するのに、様々なこと、あんなことこんなこと、ありました。学校にランドセルを忘れて帰宅したこともありました。

運動会の昼食時に、親子四人で賑やかに(私が作った御弁当を)食べていた時・・・笑顔で仲良く話しながら食べていた時・・

どこからか「母子家庭!」という言葉が飛んできたことがありました。私達の賑やかな食事タイムが妬ましかったの(?)

私は黙っていましたが、その言葉を聞いた時の子供たちの気持ちが解りますか!?

いい加減に「母子家庭」「父子家庭」という言葉を無くしてください!随分前から「ひとり親家庭」という表現があるじゃないですか?

 

「貧乏人が金持ちに対して、偉そうに意見するんじゃない」と言う人がいますが、金持ちが「そんなに偉いのですか?」

   

       岩手・盛岡から、美味しい美味しい紅鮭の切り身が届きました

 

 

 

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 折角、長い年月を経て地上に... | トップ | 外出先で・・・ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (のらしろ)
2012-07-15 16:15:02
小生の子供のころは、遊びとも喧嘩ともつかない戯れがありました。そのとき仲裁に入る上級生や大人が必ず限度を超えそうになったとき
”やめろ”一括したものです。
中学生のときは学校対学校の川原での大喧嘩が一度ありました。命にかかわるまでに引き上げたものです。
今回の事件は加害者が有力者の子弟とかで
かかわりたくない行政や教育関係者の失態であります。事件後7ヶ月の訴訟に責任逃れられず自童父兄の勇気で公平の裁判に、法廷で決心するでしょう。
今の教育は公平な児童の健全な教育になっていません。
教育委員会『名誉職』なるものは全廃して 校長が、副校長が全責任を持つべきです。
現場を知らないものが細かく指導できるわけはありません。
責任者をあいまいにすがゆえに隠そう、なすりり付け合い。が始まるのですから。
今の校長はことなかれで退官だけを考えているのが多いと聞きます。
生徒から怖い厳しい先生であってほしいです。
のらしろさんへ・・ (えり)
2012-07-16 17:02:12
識者が「虐める側の教育指導をするべき」と仰っていました。
現金を要求されたり、縛られてガムテープなんて!
先生も、それがただの喧嘩だと思うのでしょうか?

PTAも、保護者も、きっと虐めのことは知っていたはずです。
今の社会では、どんな酷いことが起きても、誰も責任を取っていません。

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事