ちょびっと♪日記

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相棒(11)

2005-02-24 | ドラマ「相棒」
第11話「ありふれた殺人~時効成立後に真犯人自首?~」

サブタイトルがちょっと・・・
ありふれた殺人って殺人にありふれたって言葉は相応しくないと思う。
まぁドラマくらいのことで固いこと言うなよってハナシかもしれませんけど。

時効になった殺人を特命係に自首してきた容疑者(時効になっても容疑者?)。
時効という限界に苛立つ亀山くん。
亀山はチンピラみたいな風情で意外とカッコいいのでした。
20年前の被害者は17歳の女の子でテレビで報道されたニュースを見て
被害者の両親はどうしても犯人の名前を教えてくれと食い下がりますが
もちろん警察は教えることはできず、そのジレンマに悩まされる亀山。
そんな時犯人が被害者と同じ手口で殺される。
その殺人の直前に被害者宅の前にいた亀山を遺族に目撃されており、
被害者の父親が亀山から犯人の名前を聞いて復讐殺人に及んだと疑いをかけられる。
遺族が犯人を殺していないことを証明するために
右京と亀山が真犯人を探すことになる。
犯人の名前を教えて欲しいと特命係に日参する両親に、
右京は亀山の底の浅い同情心が両親に中途半端な希望を与えてしまい、
殺人の被疑者にしてしまったと叱咤する。

この辺りで犯人が分かってしまったワタクシ。
隣の司法試験浪人生。
隣の音がうるさかったって言うときに
「レコードを大音響でかけていて。」
って言ったんですよね。
近所づきあいが全然なかったのになんでレコードって分かるんだよ?
いまどきみんなCDなんじゃないの?

しかし犯人に辿り着くまでに20年前に事件を捜査していた刑事が絡んできたりして
話をややこしくしてみたりする脚本家。
今回はちょっと底の浅い脚本だったよ(by右京さん)。
でも本当はミステリーじゃなくて凶悪事件の時効に対する問題提議が主題だったんだろうけど。
相変わらず日参する両親から逃げ出す亀山くん。
「俺はそんなに強くなれません。残酷過ぎます。」
と言う亀山に
「君は何も分かっていません。現実はもっと残酷なんです。」
と真実の証拠を突きつける右京さん。
犯人は案の定、隣に住んでいた司法浪人が音がうるさくくて
文句を言いに行ったときにキレて殺したんでした。
殺害の動機としてはちょっと弱いけど・・・
その動機のしょうもなさが“残酷な真実”てことなんだろうか。
『警察官が殺人犯を殺した事件ではなく、一般人が一般人を殺したという
 ありふれた殺人として発表する。』
ってことでサブタイトルが活きてくるわけですか。
しかし刑事はなぜ犯人に会いに行ったんだろう。
それに20年前の殺人の動機も分からないまま。
時効の理不尽さを描いててなんとも気の滅入る話だった今回。
美和子も右京さんの別れた奥さん環さんも出てこなかったっす。
イタミも比較的まじめだったしな。

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