昨年の夏に公開された“ピアノの森”。
一色まことという方の漫画が原作だそうです。
ストーリーは雨宮修平という優れた少年ピアニストがとある田舎町に転校してきたことから始まる。その町にはとても大きな森があり、そこにはピアノが放置されている。誰にも弾くことが出来ないピアノが。しかしそのピアノを弾くことが出来ると豪語する少年がいる。名前は一ノ瀬海。その話を偶然耳にした教師・阿字野壮介は森に確認しに向かって驚愕する。そのピアノはかつて阿字野が世界的なピアニストとして活躍していた頃に使用していたもので、不慮の事故で左腕を怪我してしまい引退と同時に手放したもの。しかもわざと鍵盤に細工をして重くしてあるので他の人には、まして小学生になどとてもじゃないが弾けたものではない。それを海は滑らかに演奏してしまう。海の才能を伸ばすため、阿字野は特訓を持ちかける。そして雨宮と海はピアノコンクールで対決することになる。