僕は昨年、2曲の泣ける歌に出会いました。今日はそのうちの一曲を紹介します。
昨年9月26日、DREAMS COME TRUEの吉田美和の御主人・末田健さんが亡くなりました。享年33歳。僕よりも若い方でした。この歌は彼に送られたものです。
奇しくも昨年はDREAMS COME TRUEが4年に一度おこなう“移動遊園地”と銘打ったワンダーランドというイベントの年。病魔と闘う末田さんと彼の回復を願い共に闘う吉田美和との決め事・例えどんな状況でもイベントを成功させること。
しかしイベントの終了を見ることなく末田さんは亡くなりました。
でも吉田美和は約束を果しました。
どれだけ辛かったでしょう。この二人の愛があまりにも大きくて僕の胸は張り裂けそうです。
今回紹介する“AND I LOVE YOU”は昨年12月12日に発売されたアルバム“AND I LOVE YOU”の最後に収録されている曲。吉田美和から末田健さんへ贈られたLOVE SONG。
アルバムの発売日、会社から帰宅中のカーラジオからこの曲が流れてきました。
僕はそれまでドリカムにさほど興味は無かったし、アルバムを買うつもりも無かった。でもYahooニュースでこの歌の趣旨は知っていたんです。
聴いていたら・・・泣きました。運転中にもかかわらず大粒の涙を流しました。今思うとよく事故を起こさなかったと思います。
歌の中にこんなフレーズがあります。
この歌を人前で歌うことは ないだろうけど
私情をみんなに聞かせて 申し訳ないけど
謝らないで!!
だって一番辛いのあなたじゃない!!一番泣きたいのあなたじゃない!!
どこかで吐き出してしまわないと心が潰れてしまうよ!!
その後も年末の歌番組などで恋の歌を(昨年はファンからの要望で『未来予想図Ⅱ』のその後を歌った“ア・イ・シ・テ・ルのサイン~わたしたちの未来予想図”を発表した年でした)歌い続けていた吉田美和。・・・見ていて辛かったです。
でも恋の痛みを和らげることができるのは、やっぱり恋の歌なんですよね。
できればみんなに聴いてほしい。CDを買わなくてもレンタルでもいいから聴いてほしい。そしてこの歌を側に置いておきたくなったら買ってください。
こんなフレーズで締めくくられています。
ありがとうって言えるまで どこかで見ててね
ありがとうって言ってるから どこかで見ててね
僕は以前よりも愛する誰かに捧げる愛が大きくなりました。