8月18日にa-nationがあった。
これに向かっていた人が大阪市の長居公園内で雷の被害をうけ、亡くなった人まで出てしまった。
会場運営者、主催者、警備会社などの責任が問われそうです。
立派な危険誘導行為として、今後においては中止決定の参考になっていくことでしょう。
雷を軽視した結果、人の命を奪ってしまったのです。
儲けを重視して、伝説でもつくるかのごとく、開演に踏み切った責任は大きいと感じます。
この周辺にいて被災したようです。
こんな状態で開演しますか?
雷は絶対に自分には落ちない、何かの目的のために、目の前に危険であっても、目的達成のために立ち向かう習性が人間はあります。
川に人が流され、それを助けるために飛び込むなどが、意味は違えど、行為は同じです。
こんなに落雷が発生しています。
大阪府は真っ赤に染まるほどでした。
何かのイベントを屋外で行うには危険過ぎました。
兵庫県の甲子園球場からも落雷の脅威がはっきりとわかります。
画像を見てください。
落雷のところではなく、左右の違いに気付きましたか。
左は晴れてて、右が異常なほど雨が降っています。
その狭間で落雷です。
先日、私もこの状態にあいました。
豪雨のカーテン・・・。
手前は晴れているのに、その先は別世界でした。
サマーソニックの会場から撮影された写真のようですが・・・龍みたいなものが写っています。
落雷を軽視してはいけません。
まさかと思うことをお伝えしますので、今後の参考になさってください。
1 雷は高いところのにだけ落ちる
残念ながら、高いところに落ちやすいで、低いところにも落ちます。
2 木の下は安全
ここが危険
木は電気が通りにくいので、傍に人がいたら人に雷が誘導されて被害に合います。
埼玉県でも、木の下は安全と教えられた結果、残念なことに亡くなってしまいました。
3 直撃した周辺も危ない
誘導雷によって被害にあいますから、すぐに安全なところに避難することがベストです。
やむを得ずに木の傍であった場合は、地面に寝そべる(木ら2m以上は離れて直角になる)
4 軒下があぶない
直撃していなくても誘導雷で被害にあいます。
5 簡易的な建物は壁から離れないと危ない
中にいても誘導雷での被害にあうかもしれません。
山小屋などで非難する場合は、壁から離れてください。
6 直近の落雷時は電化製品から離れる
誘導雷で電気機器や電子部品が壊れます。
2mくらいは離れた方が被害にあいません
栃木県などは雷が多く、火災受信盤などが近くで直撃雷を受けた場合、誘導雷の被害を受けて壊れます。
下に落ちた雷や、建物に落ちた雷が、地面や電線等の配線を通って、雷が流れることから誘導雷と呼ばれます。
とくに雷が鳴ったらPCの電源を切るのは常識です。
7 逃げ遅れたら電柱の傍がまだ安全
道路を歩いていて、急激に天候の変化を避けられなく逃げ遅れてしまった場合、避雷器が大体電柱にありますから、そこへ 避難して、電柱から最低2m以上(5mくらいをお勧めします)離れ、しゃがんで雷の通過を待った方が懸命です。
やばいと感じたら寝そべることをお勧めします。
6歩以上離れるといいと思います。とっさのときにmはわかんなくても歩数は数えられます。
8 避雷針を過信しない
これが近くにあると絶対に安全と信じていますが、それが大きな間違い。
これは建屋の安全確保だけであって、周辺までの安全を補償するものではありません。
避雷針の高さの分、45度の角度の円形だけ、安全が補償されます。
避雷針の高さが10mだったら、10mの円周だけ安全であるということです。
普通は、建物の上に設置されていますから、その高さの45度の範囲ということになります。(25mだったらその円の中が安全)
9 車中は安全
直撃雷を受けても、車両自体がアース接地となり、地面に雷が抜けていきますから一番安全
10 金属は身につけていても危険性は変わらない
金属は雷が通りやすいだけで、これに雷が向かってくるという理由ではありません。
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