今の仕事について、ちょうど一年。
有休が付与されてからは、
初めての丸一日の休暇いただきました。
過去2回の休暇は、午後半休x2 だったものね。
『どこかに遊びに行きたいし、有休も使わないともったいないな~』
なんて、思っていたところ、
神戸スイーツ学会 第18回定例研究会のお知らせ記事が目に留まりました。
(毎度おなじみ関西スイーツさんのメル マガです。)
「申込んじゃおうっ」
と、即申込んだものの...
『暑くなってきて、なんだかしんどい。でも、申込んでるし...』
そんなわけで、いささかトーンダウン気味で神戸 に向かいました。
私は、神戸スイーツ学会への参加は初めて。
お菓子の業界の方やライターの方かな? と思われる方々も
たくさん参加されていましたが、
もちろん私(^_-)-☆なーみん はド素人代表のような参加者です。
今回のテーマ
「神戸北野工房のまちでマカロンを学ぶ」
フランス料理界の重鎮 ポール・ボキューズ氏も絶賛した
マカロンの実演を見学し、試食。
そしてシェフへの質問コーナー
本場パリのフランス菓子についてのお話をたっぷりとお聞きするというもの。
そのシェフ こそ、
パリの名門ホテルや
ホテルプラザなどを始め数々の場所でパティシエ&講師として活躍され、
現在は
神戸北野工房のまちのアマデウスでお店を開かれている
ムッシュ・シドリ こと
倭文八郎(しどり はちろう)シェフ
私は、運よく前列でデモンストレーションを見ながら、
お話が聞けたおかげで、
いろいろなことを感じ取らせていただきました。
「マカロンて、可愛いけど、そんなに美味しいものじゃないよね~」 が、
甘いもの好き仲間の口癖でしたが、
焼き上がった時に『ベビーカステラ』のような匂いがして、
その時に、
それはマカロンをマジパンのように扱っているからで、
マカロン・パリジャンは、
素朴さと洗練された匠の技術が作りだす懐かしい 伝統菓子 なんだと思いました。
あの香り。 優しい気持ちになれるのよね。
そして、
倭文シェフがおっしゃられた
「お菓子屋は空気を扱い売る仕事だ」
『あーっ 』
これって、odonaの木山シェフがおっしゃられていた
「うちのメレンゲは砂糖が走るんですよ 」
これって通じているぅー。
そして、陶芸の電気窯での素焼きの時に、
カステラを焼いているような美味しそうな匂いがすることがあるのですが、
ひょっとして空気の焼けている香りではないかと密かに感じました。
私が今、言葉で表現するには非常に難しいのですが、
ひたむきな熱い気持ちが伝わる、
有意義な時間をありがとうございました。
そして、久しぶりにodonaのジョエルに行ってみようと思います。
たぶん今月じゃなかったかな?
お買い得いっぱいの ○周年イベント
お姉は、やっぱり お得が好きワンね~
それは良かった。
shopは、北野工房のまちの『アマデウス』さんですよ。
このマカロンを作ってるのは私の父です。
実は、父は2014年に他界してしまいました。
多くの思いを残して旅立ってしまいました。
まだまだしたいことは沢山あったと思います。
もっと多くの人にフランス菓子を広めたかったと思います。
私もあのマカロンが食べれなくなって、すごくさみしいです。
そんなときに、父の姿をみつけて
感謝の気持ちを伝えたいと思いました。
なんか暗い文になっちゃったかもしれません、ごめんなさい(;゜∇゜)
本当にありがとうございました。
mabuさま
私にとってたいへん光栄なコメントをいただきありがとうございます。
当時は、美味しいマカロンと素敵なシェフにお会いでき、感激でいっぱいで、読み返してみると文章としてうまくお伝えしきれていないことを痛感いたしました。
ただ、私が撮った写真を喜んでいただけたのなら、私の目標も間違っていないのではないかと思います。
(スイーツ好きの私はスイーツとそのスイーツを作られるお菓子職人さんのお姿を撮影したいという夢があるのです。)
mabuさんのお父様が亡くなられたことを知り、綴った記事もupしておりますので、記事のURLを追記しておきます。
2014-08-20 マカロン・パリジャンを偲ぶ
http://blog.goo.ne.jp/meiku73/e/5d8597c2375f49f4038f20dfd2f1e93f
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2014-05-20 メレンゲ
http://blog.goo.ne.jp/meiku73/e/ed9091b93c53139b472685be5f9f7ca8
あのマカロンやっぱり食べたいです。