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名大柔道部ログ

名古屋大学柔道部のブログです。
日々の練習や出来事を記録していきます。

百瀬さん御来訪!!

2017年08月29日 20時40分22秒 | 活動内容
こんにちは。2年の安部です。

今回は、昨日、名大道場に100kg超級の百瀬優さんがご来訪されましたことについて書きます。



このブログの読者のみなさんに説明するまでもないのでしょうが、百瀬さんは2017年に引退を表明され、引退前最後の試合である全日本柔道選手権3回戦において、リオデジャネイロオリンピック銀メダリストの原沢久喜選手に試合開始38秒で送襟絞により一本勝ちをおさめられ、ほかにも2013年のグランプリ・デュッセルドルフではオール一本勝ちで優勝を果たされるなど輝かしい功績をお持ちの方なのであります。



そんな百瀬さんが、はるばる名大道場に来てくださいました。


当日は名大近辺の中高生も集結し、とても賑やかなイベントでした。



まずは、普段の乱取り風景をご覧いただきつつ、百瀬さんに胸をお借りしたりしました。







そのあと、百瀬さんによる柔道講座として、

正対下での足の使い方
逃げ道を完全に無くす
腰絞め

を大変丁寧に教えていただきました。

また、質疑応答の時間では、横三や、体を振り子のように使う元谷返し、組手まで学ぶことができました。



特に、腰絞めでは、国際ルールでよくみられるものとは違い、まさに、コペルニクス的転回といったところでした。

百瀬さんは解説中、「逃げ道を無くす」という言葉をしきりに使っておられ、普段から1番意識されていることなのだろうと推察されました。

また、「○○な体型には…」という言葉も度々聞かれ、その場合分けの細かさに驚きました。こういうことの積み重ねが、試合の中で相手に適応することを可能にするんだろうと思いました。

しかし、最も印象に残ったのは、「柔道のほうが理論的で、柔道のほうが勉強より簡単。」とおっしゃってたことですね。
その感覚は全く想像つかないです。。。

百瀬さんは最後にこうもおっしゃってました。
「柔道の好きな場面を見つけて、それを糧に練習に励んでほしい。」

一流選手の技術を間近でみて、学ぶことができたうえに、大舞台に立たれた選手の臨場感あふれる試合の話は大変貴重でした。

また一方で、今回教わった技術には、今まで七帝柔道で習ってきたものとかぶるところも結構あり、高専柔道から続く寝技柔道に対する誇りを改めて持つこともできました。

現役部員は、自分の技に今回習ったことをどんどん組み込んでいきましょう!

百瀬さん、この度は本当にありがとうございました!!

次回は大原先輩にお願いします!!

コメント
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