とあるTSUTAYA店員の映画日記

L'histoire du cinéma est un long martyloge.

やっとタオルケットから掛布団に移行

2008-10-17 03:47:21 | Weblog
さすがのボクでも、もう寒いです。

寝具を代えたので、なし崩しになってた生活習慣がよくなればいいな、と思いながら夜更かししてます。


昨日の日記を見て反省。

完全に酔っぱらいの文章になってしまってますね。

これじゃダメだ。成瀬を世に普及しないといけないのに。成瀬さんごめんなさい。

酔っぱらった時しかアウトプットできないのってダメですねw

でも、気分だけでも伝われば。1950年代ベスト5ってのは本気なので、見てみてください。

みんな!日本映画の話しようよ!よ!よ、よ。よ。。よ・・・。

ボクは基本呑気なので、実はあんまり日本映画の状況に危機感を持ってません。

と、言うより物心ついた時からひどい状況ばっかり目にしてたので、ちょっと慣れっこになってて。大学に入って本気で見始めて、昔へいけばいくほどおもしろい映画がわんさか出てきて、虜になっていくばかり。現在の状況とも、ごく近い人間とも、日本映画に関しては特に乖離して行くばかりで。みんな見ればいいのに、と思うんですが、みんなの「白黒の日本映画なんて」という偏見、いや趣向を踏み越えるほど、ボクの言葉は巧みではなく、結局ろくに誰も引き込めぬままです。あーがんばろう。なんか昨日の日記見て思いました。たまに、今の日本の映画を見て、ムカーっときたり、イライラしたりするんですが、今ボクはひたすらディグってる段階で、そっちの方がおもしろくて、言語化ってか、体系的に考えを展開したりできてません。でもこれじゃいかんよなぁ。なんか議論が生まれる場に持っていけんとおもしろくない。ってことで、冷静に「今成瀬を語る意味」を、そして「今いかに成瀬を語るべきか」を、さらに「今日本映画をどう見ていくべきか」を考えていきたいと思います。あと「どうおすすめすべきか」もね。愚か者の思考の努力に乞うご期待。

そこに関連するTSUTAYA話を少し。

今店の在庫整理をしています。売り場をちょっとやり変えるので、余剰在庫を削りまくってます。一人で。それで気づいたのが、いかに旧作が借りられないか。充実しているとは言えないうちの在庫ですが、店も狭くはないのであれもこれもないという状況ではありません。なのに、旧作のコーナー(業界用語でカタログと言います)は、ほぼ手つかずの状態。見るからにしょうもない日本未公開の洋画アクションとかはそれなりに借りられてるのにね。やっぱり売り上げ的にも新作が圧倒的だそうです。ボクからしたらカタログの棚見てた方が楽しいのに。残ってるのはそれなりに選択されてるしね。未だに店の在庫眺めてて「これあったんや!」って発見があって興奮するし。ま、見たい新作は劇場公開時にある程度チェックしてるボクはちょっと違うのかもしれません。

今やってるのは要するにそのカタログを削る作業です。資本主義の原理に従えば当然のことでしょうな。以前そこに対する批判をしましたが、やっぱ客がカタログの棚すら見ない状況ではどうしようもない。で、店長の意図とは独立して、いかに客に旧作に目を向けさせるかを勝手に思案中です。

でもわからへ~ん。

白黒の映画とか、「思い出映画館」とかいうコーナーにまとまってる方が見ます?それともそんなコーナーなんて目もくれません?絶対見させたいと思ってるんじゃなくて、大体10代後半から30代前半くらいまでの人に、昔の日本映画を、有効なオルタナティブとして提示できる売り場をどうやったら作れるか思案中です。もっと「見る映画を選ぶ」ってことを楽しんでもらえるというか。

さて、どうしたものか。いろいろやって見ようと思うんですが。

意見求む。


その一環として

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別に真面目なもんじゃなくて結構です。

いただければポップにします。ほぼ確実に。ボクの働く「とある」TSUTAYAでですが。


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