なんたって19歳

~花子の毎日~

お越しくださった方へ

2009-08-31 01:51:16 | インポート
2009年8月14日 午後7時50分 
 

愛犬花子は永眠いたしました。 享年19歳。
 

応援してくださった沢山の方々の愛情に包まれ、安らかに虹の橋へと旅立ちました。
 

なんたって19歳~花子の毎日~は、2009年8月末日をもちまして、終了いたします。
 



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虹の橋から花子ちゃんねる始めました。


あとがき

2009-08-29 05:18:55 | インポート
こぐまです。
 

沢山の温かいコメントをありがとうございます。
 

何度も何度も読ませてもらい、そして読むたびに涙ボロボロでした。
 

ここ何日間は、とくに寂しくて寂しくて、とにかく泣いてばかりの日々でした。
 

家や会社では「寂しい」と泣き、皆さまからのコメントを読んでは「優しい」と泣いてました。
 

本当に、ありがとうございました。
 

他にも、心配してメールや電話をくださった方々にも、お礼申し上げます。
 

花子が旅立って、2週間が過ぎました。
 

部屋の中から、花子の匂いがどんどん消えていってるのがわかります。
 

相変わらず、花子に会いたくて触れたくて・・という欲求と戦う日々です。
 

花子の毛やハーネスやマットをくんくん嗅いでは、花子の匂いを堪能し、生前撮り溜めた膨大な数の写真や動画を眺めては、「可愛い可愛い」と独り言を言う毎日です。
 

チビスケは、リーダーの遺言だったのか知れませんが、とにかくものすごい番犬に変身しています。
 

夜の間はずっと玄関で番をして滅多に吠えませんが、ひとたび怪しい物音が聞こえると、どんな獰猛犬が吠えているのかと思うほど激しく吠えまくります。
 

実際に怪しいヤツと対峙したら、一瞬で蹴られておしまいでしょうけど、ドアの中だけだったら完璧な番犬です。
 

その吠え方は、花子が若かりし頃とほぼ同じなところを見ると、やはり花子の教育なのでしょう。
 

リーダーがいなくなり、自分がこの家を守らないと!という自覚が出てきたのかもしれません。
 

ま、こぐまは一度も番犬になってくれと言った覚えはないんですけどね。
 

夜、寂しいんだから、ちょっとぐらい横にいてくれてもいいのに・・・とか思います。
 

元々花子のことだけが好きで、こぐまのことは「飯くれる人」ぐらいの認識しかないので、しょうがないですね。 
 




去年の6月に、「花子の生きた証を残そう」と始めたこのブログも、1年2ヶ月で幕を閉じることになりました。
 

この1年と2ヶ月は、こぐまにとって本当に本当に幸せな月日でした。
 

花子を思う存分介護できて、そしてその様子を皆さまに知ってもらい、沢山の温かい励ましや応援を戴きました。
 

こぐまだけじゃなく、花子にとっても最高に幸せな1年2ヶ月だったと思います。
 

本当にありがとうございました。
 

ブログ村のランキングでも、沢山の方に応援していただきましたこと、心より感謝いたします。
 

2,3日中にはランキングから外れようと思っています。 
 

長い間応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
 

そして、同じ老犬カテゴリのシニアわんちゃん達が、これからも元気で、ゆっくりゆっくり年を重ねていかれることを願っております。
 

 

最後になりましたが、今まで皆さまからたくさんの温かいメッセージを頂戴しながら、お返事もしないままで申し訳ございませんでした。
 

しかしながら、皆さまからのメッセージは大切に大切に何度も読ませて頂き、参考にさせて頂いております。
 

本当に、ありがとうございました。
 

皆さまのご多幸を心よりお祈り致しますす。
 


この記事を最後に、この日記の更新はありませんが、このブログはこのまま消さずにおいておきます。
 

なので、またいつでも、花子に会いに来てやってくださいね。
 

そして、お暇な方はここに遊びに来てくださいね。
 

花子風に 「おねえちゃん、ちょっとそれどないやのん!」 ってツッコミ大歓迎です。
 





でもやっぱり

2009-08-26 04:55:51 | インポート
こぐまです。
 

沢山の温かいコメントをありがとうございます。
 

お返事もしないままで申し訳ございません。
 

皆さんのブログ訪問も、追悼記事に対するお礼も、メールのお返事も、お手紙の返事も、何もかもしないままですみません。
 

もう少しお時間をくださいね。
 

 

花子がいない生活に、いまだ慣れることが出来ません。
 

会社の行き帰りの道を運転中、ワンワン吠える花子を降ろして歩かせた歩道や、ホームセンターの駐車場の前を通るたびに、涙がこぼれます。
 

買い物中、犬用紙オムツや花子が食べていたフードなどが目に入り、心臓がドキドキしてしゃがみこんでしまったりします。
 

花子は確かにこぐまの傍にいます。花子を感じることは出来ます。 
 

だけど、その愛らしい姿は見えない。
 

柔らかな毛に触れることは出来ない。
 

可愛いお鼻にキスすることは出来ない。
 

もう一度花子に会いたい、触れたい、柔らかな毛に顔をうずめたい。
 

その叶うことの無い欲求と、ひたすら戦う日々です。
 

自分は一体どれだけ強くならなければいけないんでしょう。
 

花子がいない寂しさを、ひかるが埋めることは出来ません。
 

花子の代わりは、誰にも出来ないのです。
 


大切な存在との別れを経験するごとに、少しずつ強くなっていく自分を感じています。
 

最期まで精一杯生き抜いた花子を見習って、こぐまもがんばらないと。
 

いつの日か虹の橋で花子と会えたとき 「さすがおねえちゃん!」と言われるような生き方をしないとね。
 

わかってる、わかってるよ、ちゃーぼーちゃん。
 

でもやっぱり、おねえちゃん、さみしいよ。
  


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チビスケだより vol.4

2009-08-24 14:31:30 | チビスケだより
ひかるです。
 


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私がこぐま家にやってきて、一年になりました。
 


初めて来た日の私。
 

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初々しいというか、ぶっさいくというか・・・
 

えっ? 今とあんまり変わらない?
 


初めて会ったリーダーは、少し戸惑ってる感じでした。
 


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それでも私は、すぐにリーダーが大好きになりました。
 

ここだけの話、おねえちゃんよりリーダーの方が好きだし、リーダーの言うことだけを聞いてきたのです。
 


リーダーも、私にとても優しくしてくれました。
 

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リーダーは寝てる時間が多かったけど、私はいつも寝ているリーダーの傍でひとりで遊びました。
 

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大好きなリーダーと、なんでも一緒にしたい私。オムツもおそろいです。
 

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寝るときも、いつもリーダーにぴったりくっついています。
 

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リーダーは私に、色んなことを教えてくれました。
 

犬の世界のこと、世の中のこと、番犬としての心得など、たくさんのことを教えてもらいました。
 


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だけどリーダーは身体が少し弱いので、激しい運動が出来ないそうです。
 

なので私はボール遊びというものを知りません。 今もまったくボールという物に興味がないです。
 

公園や病院などで、おねえちゃんはよく色んな人から
 

「小さい犬がいると、年寄りの犬の邪魔をして大変でしょ?」 とか言われます。
 

だけど私はリーダーの邪魔なんか一度もしたことはありません。
 

だって私はリーダーが大好きなんですもの。
  


なんでもリーダーとおそろいにしたい私は、ご飯もすぐに一緒の物を食べるようになりました。
 


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そしたら逆にリーダーの方も、今まで食べたことの無かった「ささみ巻きガム」なんかを私のマネをして食べるようになりました。
 


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周りのササミ部分だけを食べて、ガムの部分は私にくれます。
 

ちょっとズルいけど、大好きなリーダーなので良いのです。
 


会社へももちろん一緒に行き、リーダーにぴったりくっついていました。
 


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私の身体がだんだん大きくなってきても、私はリーダーの傍で寝続けました。
 

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だって私はリーダーが大好きなんですもの。
 


リーダーが、大きなサークルの中でぐるぐる歩いてたときも、一緒に入って応援しました。
 

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ハロウィンのリーダーの仮装、かっこよかった!
 

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リーダーはミルクが大好きですけど、いつも少しだけ器に残します。
 

私はいつもその残ったミルクを飲みます。
 

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たぶんリーダーは私のために、少しだけ残してくれてたんだと思います。
 


リーダーが気管支炎でコンコンしてた時、私はとっても心配で、片時も離れず一緒にいました。
 

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リーダーは私のリーダーだけど、お母さんでもあり、初めての友達でもあり、何よりも大切な存在なのです。
 

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リーダーは私に、「絶対にあきらめない精神」と「愛するということ」を教えてくれました。
 

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リーダーは最後まで本当に、いっぱいいっぱい頑張りました。
 

私は誰よりも近くでリーダーのことを見ていたので知っています。
 

今のリーダーは、とっても身軽に私の周りを走り回っています。
 

だけど、ちゃんと教えられたことを、これからも守っていきます。
 

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これからも、リーダーはずっと私の尊敬するリーダーです。
 

そして、これからもリーダーは私とおねえちゃんの傍にいます。
 

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私はまだまだ半犬前だけど、いつかはリーダーのような、沢山の人から愛される素晴らしいわんこに成長したいと思っています。
 


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リーダーありがとう。
 

この一年は、とてもとても価値ある素晴らしい一年でした。
 

あなたの元に来れたことを、心から幸せに思っています。
 


どうぞこれからも、私とおねえちゃんを見守っていてください。
 

心からの感謝と愛をこめて。
 




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あなたの最大のファン、チビスケこと光より。






まさゆめ

2009-08-22 14:29:51 | インポート
こぐまです。
 

皆さま、たくさんのメッセージをありがとうございました。
 

皆さまがこぐまと同じように、怒り、悲しみを感じてくださり、そして温かい励ましの言葉をかけてくださったことで、こぐまの心も穏やかに落ち着くことが出来ました。
 

本当に、ありがとうございました。
 

いつもいつも、皆さまに助けられている、こぐまと花子です。
 

 

批判記事を書かれた方の日記には、コメントを入れられないようでしたので、ここでお返事をさせて頂きました。
 

皆さまに同意を求めて、全員でその方を攻撃しようという思いは毛頭ありませんでした。
 

もちろん、どなたも、そんなことはされませんでした。
 

「私は花ちゃんとお別れできて良かったんだから、気にしないでください。」
 

そう言って頂き、本当に救われました。 ありがとうございます。
 


その方の日記は、あれ以来一度も見に行ってはいないのですが、今現在は該当記事を削除されているらしいと、何名かの方に教えて頂きました。
 

こぐまの「おもい」が、その方に通じたのだと信じています。
 

わかってくださり、本当にありがとうございました。
 

あなたから過去に頂いた数々のアドバイスに、心から感謝しています。
 


************
 

花子が旅立ってから、一週間が過ぎました。
 

まだそんなものかとも思うし、もうそんなに経ったのかとも思います。
 

こぐまの中で、時間の感覚があまりないのです。
 

花子が使っていた物も、まだ部屋中に、そのまま残っています。
 

最後まで着けていたペティオのハーネスは、匂いが消えないようにジップロックに入れ、毎日スーハー匂いを嗅いでいます。
 

最後に病院へ行く前におしっこをした尿取りパッドが、車の中から出てきました。
 

そのおしっこの匂いさえ愛おしく、どうしても捨てられず、クンクンと鼻をつけて嗅いでしまいます。
 

「もしかして花子は幻だったのかな。」 とか 「花子との日々は夢か妄想だったのかも知れない。」などと思うことがあります。
 

でも、残された毛や、匂いや、おしっこなどの存在のお陰で、花子は間違いなくこの世に生きたのだと思うことが出来るのです。
 



この日記を書き始めてからずっと、もし花子が旅立ったら、その日を最後の更新とし、スパッと区切りをつけようと思っていました。
 

だけど、現実は違って、一週間経ってもこうやってダラダラ書いてしまっています。
 

去り際がまったく美しくないですね。 ごめんなさい。
 


ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この「なんたって19歳~花子の毎日~」は、こぐまのブログの番外編なのです。
 

元々こぐまは2004年からブログをやっていて、そのブログのスピンオフとして、花子の日記を書き始めたのです。
 

でも、結局こちらが本編になってしまい、今は向こうはまったく更新していない状態ですけどね。
 

花子が旅立ってから、昔の花子の様子をもう一度見てみたいと、読み返したりしています。
 

で、その中のひとつに、不思議な記事があったのです。
 

3年半前、花子がまだ15歳の時に書いた記事です。
 

こちら。
 


こぐまが、19歳になった花子を抱いて電車に乗っている夢の話。
 

あれは、あの電車は、花子が旅立つことを示しているんじゃないだろうか?
 

いわば、正夢みたいなもの?
 

世の中には不思議なことがあるものですね。
 

あの頃は、花子はまだまだ元気で、体重が16キロもあり、抱っこしたことなんて一度もありませんでした。
 

だから目が覚めたとき、「花子を抱っこ出来て幸せやったなぁ。」と思ったのを、今でもハッキリ覚えています。
 

花子はそんなこぐまの為に、最後の最後まで抱っこさせてくれたんだと思います。
 


これからは、生きている花子の毎日を紹介することが出来ません。
 

だからもしよければ、過去の花子に会いに行ってあげてください。
 

上で紹介したブログの、ペットカテゴリに、まだまだ若い頃の花子が登場します。
 

「毎日花ちゃんの日記を見ないと寝られない!」という、花子ジャンキーの方(おるんか?)、良かったら読んでやってくださいね。
 

記事がめちゃ多くて、ページ表示がものすごく重いかもしれませんが、申し訳ございません。