尾瀬ＪＯＹ ２００９秋号

この日の同行者は「尾瀬の山には登ったことあるけど、
尾瀬ヶ原をちゃんと歩くのは初めて！」というTさん。

前夜、新宿から夜行バスにて戸倉にアクセス。
鳩待峠から山ノ鼻に入り、尾瀬ヶ原～三条の滝～裏燧林道へとぬける、
公共交通機関利用ならではのコースを歩く。



尾瀬ヶ原までやってくると、湿原はすでに黄金色に。
尾瀬ヶ原の草紅葉にはまだちょっとはやいかなと思っていたのだけれど、
今年の紅葉は例年より早いようです。



朝靄にかすかな光がさして、幻想的な雰囲気です。



Ｔさんご所望の「ヒツジグサの紅葉」もバッチリのタイミング！



「そうそう。この尾瀬らしい景色が見たかったのよねー」とＴさん。

 

竜宮のベンチでコーヒーブレイク。
Ｔさん差し入れのスイーツ「ギモーヴ」を頂きます。



ようやく燧ケ岳が姿をあらわしてくれました。



「尾瀬ってもっとゴミゴミしているイメージだったよ」と、Ｔさん。
そう、時期と時間とコースを選べば、静かな尾瀬を堪能できるのですよん。



下田代から温泉小屋方向へ。
この時期は、リンドウ、ウメバチソウ、アキノキリンソウといった、
晩夏の花のドライフラワーが木道を飾ります。



尾瀬ヶ原とはこのあたりでお別れです。



ツタウルシ（かな？）の紅葉に大喜びのＴさん。
青空も見えてきてテンションアップ！



温泉小屋の無料休憩所で少し休憩し、裏燧方面へ向かいます。



この色づき具合にご機嫌のＴさん。



尾瀬の隠れ有名スポット？！の「三条の滝」もしっかりおさえます。



段吉新道への分岐から先はますます静かな森となります。



ふいに小さな湿原地帯があらわれ、その度に「うわぁ」と歓声があがります。

そして、このコース最後のおすすめスポット「上田代」へ。



全身で喜びを表現するTさん。


福島側に下山したので、帰路もバスと電車にゆられ長旅となりますが、
ビール片手に今日の歩きを振りかえるひとときも、これまた旅の醍醐味デス。
（しかも、スペーシアでは、生ビールですよ、生ビール！）

ビールを飲みながら、「尾瀬って、こんなにいいところなんて！」
と話すTさんの言葉に、シテヤッタリと、
わたしは心の中でニンマリなのでした（＾＾）。

【山行日】 2009年9月27日（日）　曇りのち晴れ 【山行形態】 前夜発日帰り・2人（TiCAさん、わたし） 【行程】 鳩待峠(6:00)→ 山ノ鼻→ 尾瀬ヶ原→ 下田代→ 三条の滝→裏燧林道→ 御池(14:20) 行動時間： 8時間20分 【アプローチ】 往路：夜行バス（関越交通・尾瀬号）＋路線バス（戸倉～鳩待峠） 復路：路線バス（会津バス、御池～会津高原尾瀬口駅）＋電車