地産地消というのは、あまりにもおなじみだが、
旬産旬消という言葉ができていたのは知らなかった。
おいしさと新鮮さばかりではなく、フードマイレージとの点から言っても、
これは自然の理。
せっせと旬産旬消をいたしましょう。
旬のものは、あまり味をいじらないのがいい。
たとえばカブ。これはやはり、あっさりと鶏の引き肉あんかけで食べたい。
これはチキンブイヨンと白ワインで、カブをコトコト煮込んで、
鶏のミンチとカブの茎、千切り生姜を加えて、さっと煮立たせ、
片栗粉でとろみをつけるという、実にシンプルな料理。
和風にこだわるなら、ワインの代わりに酒を使おう。
きちんとした基本と技がとけ合った、オーセンティックな料理も好きだが、
家庭料理は雑食主義でいいと思う。
国境なんぞも、パカーンと超えたほうがオモシロイ。
カブがあっさり味なので、
鰆のほうは、バルサミコ酢を使った野菜のあんかけに。
フライパンで切りにした唐辛子とニンニクを炒め、
そこにナス、赤ピーマン、緑のピーマン、玉ねぎを加えて炒め、
あとは、バルサミコ酢と蜂蜜で味付けする。
これであんは出来上がり。
ニンニクを揚げたオリーブオイルで、鰆を焼いたら、
盛り付ける前に、新鮮なバジルをあんにまぶす。
あん(ソース)は中華風なら上にかけるけど、洋風にするなら下に敷く。
これはフレンチシェフから教わった、見栄えをよくするテクニック。
旬なので毎日食べてるアスパラは、
目を変えて、オーブン焼きしたしめじとトマトと一緒に。
しめじは巣ごもり風に盛り付けると、なんとなく楽しい。
サラドレは何でもいいけど、私はシーザーで。
ワールドカップの観戦で、夜更かしの多い日々。
旬の野菜をたっぷり食べて、ビタミン補給をしておこう。
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