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もうだいぶ前のことだが、
カッテージチーズを手づくりしているという話をしたら、
ヨーグルトを濾紙で濾し水分を切れば、似たものが簡単にできる、
と友人が教えてくれた。
やってみたら、なんとも簡単。
だって、コーヒーペーパーをフィルターにセットし、
そこにヨーグルトを入れて置いておけば、
水分が抜けて、カッテージチーズ状になる。
硬さは時間でお好みに。
下に落ちた水分は滋養たっぷりの乳精だから、
ゴクゴクと飲んでしまってもいいし、
取り置きしてジュースに混ぜたり、顔に塗るといい。
これを使うと、ヨーグルト料理が一段と便利になる。
というわけで思い出したのが、
30年ほど前に新宿にあった、日本初のブルガリア料理店で出していた
ハンガリアン・グラーシュに似たパプリカ味の豚肉のシチュー。
見よう見まねでひところよくつくったものだが、
いつしか記憶の隅に追いやられてしまった。
生協から届いた豚肉のかたまりを見たら、
久々にそれを思い出したので、再現してみたくなった。
とはいえ、つくり方はおぼろげにしか覚えていない。
豚肉、玉ねぎ、トマト、それとパプリカ・・・・。
あとは適当に即興で行く。
まずは豚肉に塩・コショーして炒める。
次は玉ねぎをきつね色に炒め、ついでに赤ピーマンも炒めて、
これを缶トマトとブイヨン、どっちゃりのパプリカ、
赤ワインもちょびっと加えて煮込む。
グツグツ、グツグツ、材料がトロトロになるまで。
ブルガリア、ハンガリーは中東料理の影響も強いので、
ちょっとクミンパウダーも入れてみようかな。
塩・コショーとパプリカで味を整え、
盛りつけたら水切りしたヨーグルトをドカンとトッピング。
昔の味とはちょっと違うが、それでもおいしい。
ただ、肉は脂身がもう少しあるほうが、トロトロ感が出る。
これからの季節には、ピッタリのシチュー。
余った水切りヨーグルトでサラドレを。
といっても、ヨーグルトにすりおろしたパルメジャーノチーズと
レモン汁、塩・コショー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/66/de7af6d1c390f159be95c7b38edcabc5.jpg)
生野菜と茹でたアスパラだけでは、ちょっとアッサリしすぎなので、
ニンニク炒めしたしめじを茹でたアスパラの下に敷けば、
サラダにコクが出る。
もう1品。硬めにチンしたじゃがいもは、
塩・コショーしてオリーブ油を軽くかけ、
ベランダのフレッシュローズマリーを振りかけてオーブンへ。
焼きあがったら、温ブロッコリーと一緒にトスして食卓へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/dd/e6f42f09a448ec5342dfcd185a96c107.jpg)
シチューがガッツリ味だから、副菜は淡泊に。
お腹にやさしいヨーグルト料理、
お試しください。
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