12月16日(夕食)
さて、今夜は何にしようか・・・。
冷蔵庫の前で、ハタと腕組みすることがある。
胃袋というのは気分屋なので、「今日はこれ!」とパッと決まるときもあれば、
今夜のように、グズグズ決まらないことも。
昨夜、久しぶりに胃が飛び出るほどバカ食いした、
中華料理がまだたたっているらしい。
やはり、過ぎたるは及ばざるがごとし・・・。
弱った胃には薬膳・・・と、鶏のモモ肉をカレー粉とヨーグルト、
おろし玉ねぎとニンニクでマリネした。
オーブンに入れれば、タンドーリチキンまがいになるが、
今回は少量なのでフライパンで焼くことに。
小松菜があるので、例によって茹でてペースト状に。
クリームソースの代わりに雑穀豆乳ソースを使い、
皮つきじゃがいもを下に敷いて、オーブンで焼くことにする。
ヒエとかアワをノリ状に炊いて、豆乳を加えた雑穀豆乳ソースは、
あっさりしているくせに不思議な味わいがあって、私のお気に入りのひとつ。
いつもはコンソメの素でコクを出すが、今回はそれにツナ缶を加えてみた。
小松菜は茹でて小さく切って、ハンドブレンダーでペースト状にする。
ヒエは洗って、小鍋でノリ状になるまでコトコト煮る。
皮つきじゃがいもは、輪切りにしてチン。
ヒエが柔らかくノリ状になってきたら、豆乳とコンソメの素を加えて味を調整。
このソースと缶ツナ、ニンニクのすりおろし、チーズを小松菜ペーストに混ぜ、
それを耐熱皿に敷いたチンしたじゃがいもの上にかける。
あったらトップにパルメジャーノ・チーズをおろしがけして、
オーブンに突っ込めば、あとは出来上がりを待つばかり。
きのこがたくさんあるので、古いのを食べてしまおう。
こちらはニンニクと一緒に炒めて、醤油とバルサミコ酢で味つけ。
キャセロールが色づいてきたら、マリネしておいた鶏をフライパンで焼く。
こちらはクッキングタイム、わずか5分で出来上がり。
おいしそうなクレソンを見つけたので、付け合わせにし、
クルミの薄切りをパラパラかけたら、オシャレな1品になった。
そうそう、ワインを飲むときは、カレー粉を控えめにしましょう。
肉や魚も少々使っているが、今夜の食事はほとんどが野菜。
お腹にやさしく、ついでにフトコロにもやさしい、薬膳風になった。
記事がお気に召したら、下のバナーをプチっと押してくださいませ。
にほんブログ村
グラタン風には雑穀でもチーズに見える黄色のアワしか知りませんでした(それもアワのみ)。
ヒエ+豆乳という手があったのですね。