@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

6月レッスン「ティラミス」

2008-05-19 23:32:42 | お菓子&パン


来月のお菓子は「ティラミス」

皆さまご存じ「ティラミス」はイタリアのお菓子。
90年代のはじめ日本でも大ブームを起こしましたね~
まだ若かりし私もその異国情緒な響きに淡い憧れを感じたことをハッキリ覚えています。
さてその名前の由来は「Tirami-Su」というイタリア語から。
Tira…動詞「持ち上げる」の命令形
mi…直接目的語「私を」
su…副詞「上に」
すなわち「私を上に持ち上げて」…つまり「私を元気づけて」ということ。

6月は誰もがニガテな梅雨

昔、中東(サウジアラビア)で生活したことのある日本人の方に
「一年中乾燥した土地では女性の肌は早く衰えるけれど、
日本は梅雨があるおかげでたっぷりモイスチャー効果が得られるから素晴らしいのよ」
…と、聞いたことがありそれからは梅雨は肌のため、とありがたがる意識へ

とはいえ、やはり蒸し暑くてジメジメはツライですよね~

そんな時期にはエスプレッソのほろ苦アクセントがきいたこのお菓子で
「私を元気づけて」もらいながら乗り切りましょ

今回はスポンジの基本「ジェノワーズ」と、
ムースの基本となる「イタリアンメレンゲ」をお勉強します。
組み立てもどなたでも簡単にできるアントルメ(ホールケーキ)なのでご心配なく
本場イタリアではスプーンですくってお皿にドンっと盛りつけますが、
ここはフランス菓子教室…見た目も美しくスクエアで仕上げます
(お仕上げは15cm角のアントルメ、写真はそれをカットしたものです)

レッスンの詳細&日程は「Salon @mon paris」でご覧ください
(お願い:材料の調達の関係上レッスンご予約は1週間前までにお願いいたします)

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中欧旅行記~5

2008-05-16 15:42:10 | 旅/Europeその他


7日目

まだまだ続いておりました旅行日記…、あともう少しお付き合いくださいませ
さて前回UPしたドブロヴニクには2連泊。
その翌日、国境を越えて2006年に独立を果たしたモンテネグロ、
コトルの街へエクスカーション。
モンテネグロ北西部、アドリア海沿岸部は非常に複雑に入り組んだ湾を
形成しており、コトルの街はその湾の最も深いところに位置しています。
そのため、ドブロヴニクからバスで沿岸部を走るも、
途中こうしてカーフェリーに乗り、対岸に渡るなどしながらやって来ました。



ここコトルはこの地形からも分かるように
複雑な海岸線と険しい山に囲まれた天然の要害の地であり、
さらに背後の山に沿って城壁が築かれたことによって、
堅固な城塞港湾都市として栄えました。



そしてその城壁に囲まれた旧市街はこれまでの街並みと同じ細い石畳の
路地が走り、貿易によってもたらされた富によって築かれた豪華な館や、
美しい教会が建ち並んで、ユネスコ世界遺産に登録されています。

そろそろアドリア海沿岸の中世の街並みは飽きてきたころ…?
こうして旅をしていくうちにどこも似たような風景ばかりに気づくわけですが、
それってすなわち中世のままストップしている街がこれだけ点在し、
ほぼ完璧な姿で保存されていた…ということ!ただただ圧倒です。

約3年前くらいからこのクロアチア周辺の旅が解禁され、
まだ多くの観光客が足を踏み入れていないことから、
徐々に人気を集める観光地へと変わってきているようですが、
その人気というのはきっとこの自然と中世の街並みが違和感なく
溶け込んだ…まるで現代から取り残されたような風景が人々を魅了するのでしょうね。

贅沢なことにこのあたりで「また似たような街だな~」なんて、
思ってしまった自分に旅を振り返りながら反省してしまいます

実際その場に立っているときは「やって来たぞ!」と、
それを現実に受け止め、割と冷静にただ見学して終わるのですが、
こうして何週間か経って振り返ってみると、
その場に立っていたことさえ夢のような心地になるのはなんとも不思議な感覚。

…うーん、それが旅の醍醐味でもあり、だから人はまた旅に出るのでしょうね



8日目

アドリア海から離れやって来たのは国境を越えたボスニア・ヘルツェゴビナ。

ドブロヴニクからわずか4時間のモスタルという小さな街。
ミルキーグリーンのネレトヴェ川が街の中央を流れ、
その両岸を美しいアーチを描いた橋「スタリー・モスト」によって、
オスマン支配下の影響が色濃く残り、異国情緒あふれる東西の村がつながれている。

「モスタル」とはボスニア語で「橋の守人」という意味。
その名の通り、街はこの橋を中心に発展、象徴でもありますが、
悲しい現実を今もなお抱いているのです。



街はネレトヴェ川を挟んで東はムスリム人、
西はクロアチア人と民族によって住み分けされており、
現在も互いの往来はほとんどありません。

もちろん観光地化されつつあるので、
旅行者にとっては橋を渡り自由に過ごすことができます。



まだまだ手つかずの美しい自然。
ずーっと眺めていても飽きることのないやさしい色をした川の流れ、
川沿いに映える萌ゆる新緑のコントラストがまるでおとぎの国のよう。

こんなに美しい場所なのに、
少し歩くと目をそらしたくなるような景色が此処彼処に…。



UPだと心が痛くなるので、ちょっと遠目に…。
これは93年に繰り広げられた民族間・宗教間の争いの傷跡ごく一部。
ここは街のど真ん中ですが、
今もなお壁全面に銃弾痕が残されたまま使用・住居としている建物や
半壊した建造物(廃墟)が町中を占めているのが現状でした。

橋を中心に非常に激しい銃撃戦が続いたのだそうで、
復興ままならない地を観光と称してそぞろ歩くことにいささか抵抗を感じ、
やっぱりこの日の晩は眠りにつけず…

そうはいってもやはり…。
橋からの景色以外には特に何もない小さな町、
多くの観光客が訪れることによって少しでも早い街の再建と復興を願うばかりです。



ひとつオススメは…、
スタリー・モストの周辺は、両岸ともにまさにトルコでオリエントの香り漂う。
まだトルコを夢見るも訪れたことのない私にとって、
オスマン朝文化はちょっぴり憧れ。

これまでのアドリア海沿岸は完全に西ヨーロッパ文化だったのに対し、
ここは完全なるオスマン帝国

景色をそこそこ楽しんだのち、通りを眺めるカフェに座って、
濃ゆ~い粉まじりのトルココーヒーをすすったら…あら!不思議!
隣国からたった4時間の距離で「飛んでイスタンブール」気分、楽しめちゃうのです

ふ・古い?

旅行記も残すところあと1章!
記憶のあるうちにUP目指して頑張ります~

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宙組「黎明の風」

2008-05-15 22:04:06 | おでかけ
先週からありえない寒さと雨が続きましたねー
もうせっかく仕舞った冬用のお布団や上着を引き出してきて、
すっかり初夏であることを忘れそうでした…。
そんな今日は久しぶりのお天気
とーっても気持のよい午後、これまた久々の宝塚を堪能してまいりました!

先月の旅行でご一緒したおばちゃまが相当年期の入ったヅカファンで、
たまたまバスの席が前後していたとき私とママでヅカ話していたら、
シートの合間からそのおばちゃまが「もしかして?」と覗き込み会話参戦
そこからはグググっと距離が縮まり、大変仲良くしていただきました。
今回はそんな御縁からおばちゃまにお譲りいただいたチケットで、
以前から観たかった新生宙組で、
千秋楽直前の「黎明の風」を観劇してまいりました

ストーリーはちょっと宝塚らしからぬ題材、
昭和戦争前後を背景に日本の復興に尽くした白洲次郎とマッカーサーのドラマ。

白洲次郎役には専科の轟悠さん、マッカサー役には宙組トップ大和悠河さん。
ベテランの轟さん扮する白洲次郎は男気を感じる気迫や
その言葉・演技に心染みいるものがあり、
久々に良いお芝居を観た~と大満足でしたっ

それにしても白洲次郎は素敵な男性ですねぇぇぇ~
いまの時代この国に最も存在して欲しい逸材だと心から願ってしまった…。

ミュージカルの後はレビューを楽しみ、夢のような劇場を後に。

でもでも来月も観劇予定が入っているのでそれがもう待ち遠しくて
大好きなあの「ME AND MY GIRL」が宝塚についに戻って来ました
私たちの青春時代天海祐希さんが演じた95年からもう13年…
その間、帝劇のものを数回見ましたがやっぱり宝塚版は格別の思い入れが!
舞台いっぱいに広がり、壮大に繰り広げられるランベスウォークが
今から楽しみでなりません


携帯カメラより

観劇後は…Paris気分に浸れる「AUX BACCHANALES」でカフェ
タルトオフリュイ…これまた久々に美味しかったぁぁぁー

今日も一日大変幸せでした。
すべてのことに感謝

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クラフティーレッスン始りました♪

2008-05-12 13:54:18 | お菓子&パン


新緑輝く5月…のはずなのに、小雨降るさむ~い日曜日
今月のお菓子、クラフティーの土台はパートブリゼ。
あんまり気温が熱いとバターがだれちゃうので心配していたのですが、
寒くて嫌だけどお菓子にとっては最適
そんなレッスン初日いらしてくださったのは
1月から毎月いらしてくださっているMikieさんでしたぁ

ベスト室温の中、サクサク生地を仕込みあっという間に完成!
とってもキレイにできあがりました。

それでも薄着な私たち…
完成後は暖房入れて(5月なのに~)あったかいお部屋で、
レッスン後のお茶&おしゃべりを楽しみました。



この日のおやつは「ティラミス」
ふわふわカプチーノとともに。

毎回レッスンでは紅茶をお出ししているので、
紅茶派?と思っていた~とMikieさん。
いえいえ、ワタクシ大のコーヒー好き
コーヒーがないと一日始まらないし、終わらない!

同じくコーヒー好きで詳しいMikieさんとコーヒー談義に花が咲きました

…あっ!こんな日記書いていたらコーヒーが飲みたくなってきた
ゆっくりドリップで美味しい珈琲を淹れてまいりましょ

クラフティーレッスン、まだまだお席ございます
どうぞお気軽にお越しくださいませ~

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