@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

バスク~サン・セバスチャン

2006-02-06 21:54:10 | 旅/Spain
22:00発の夜行列車に乗って、憧れの美食の街バスク地方へ。

バスク地方はピレネー山脈を挟んで、スペイン北部とフランス南西部に位置し、
独特の文化と独自の言語を持つ。
そしてバスク人口の85%がRhマイナスの血液型という。
他のヨーロッパ人と比較すると極端にO型の割合が多くB型が少ないそう。

そんなバスクの街はピンチョス発祥の地ともいわれ、伝統的な男だけの美食倶楽部が
存在するというのだから、よっぽどの食いしん坊の街であることは間違いない。
そうそう、だってO型って食いしん坊なのよね。(失礼!私がO型なのです)

今回そのバスクを食べ尽くす勢いでいざはせ参じました~!!



夜行の6人クシェットは人生初の体験…なんとも寝苦しい9時間半の長旅を経て、
早朝「ビスケー湾の真珠」と呼ばれるサン・セバスチャンに到着。
夜明け前の駅前橋。



旧市街の街並み。
細い路地が入り組み、ここに何十件?ものBarやTabernaが連なる。
何件もはしごしながら、食べてしゃべって陽気に過ごすのが粋らしい。



開店したばかりの街のパン屋さん。



大量のバゲット!
近くのレストランからもぞくぞくとバゲットを取りに来る。
ここで朝ごはんのクロワッサンを買って食べ歩き



半円形のコンチャ海岸。
「コンチャ」とは貝殻という意味。まさにその名にふさわしい美しいビーチでした。
19世紀に王妃マリア・クリスティーナが保養地として以来、高級避暑地として
バカンスにはスペイン・フランスから多くの観光客が訪れるそう。
今は…さすがに極寒!シーズンオフもいいところですね~。



さ、お待ちかね
お昼からバルのはしごでございます。
バスクの地酒「チャコリ」(微発砲の白ワイン)片手にカウンターごしにピンチョスを楽しみます。



これが名物チャコリの注ぎ方。



こんな感じで人気のあるバルは店内ぎゅうぎゅう!
みんな食べるというよりお酒片手におしゃべりに夢中なの。
これは彼らにとって本格ランチ前のアペリティフに過ぎないのよね。
カウンターの下は、よくいうゴミの投げ捨てでものすごいことに!
「美味しい人気のあるバルは床を見て入れ」とはこのことですね。



古き良きバスク人のおじさまの交流。
このお帽子が伝統的なバスク帽。
この年代のおじさま達はみなさん大体かぶっておられました。
…実はこの激写のあと、おじさまに話しかけられバスクお自慢をされました。
「バスク人は少数民族だけどスペインの中で一番なんだよ!(ウィンクあり)」って。



カテドラルの前に咲く見事な桜!…ではなくアーモンドの花です。
ほんのりピンクに染まる小さな小さな花芽。
何もかも美しく、一瞬バルセロナから来た私達は違う国に居るのかと思うくらい。
…あ、そうかバスク国だから違う国のようなものですね。

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