@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

帰国

2006-03-08 05:30:56 | ひとりごと
あっという間に今日の日を迎えてしまいました。
あと数時間後に旅立ち、夢にまで見た(本当に見た)祖国に帰還いたします。

週末、夜行含め3泊4日でアンダルシアを訪れ(後日UPします)
今日このお世話になったGranollersの街の人々に別れを告げ、
膨大な荷造りを終え、ふと感慨深い寂寥の念に駆られております。

なぜでしょう…。住めば都とはまさにこのこと。
いつの間にかこの場所を好きになっていました。
毎日決まって歩くルート、それぞれのお店、そのお店のセニョーラとの会話、
街で出会う人々、犬たち。。。
同じ風景のようで、毎日小さな発見があった。

「明日帰るの…」
「いつここへ戻ってくるの?」
「…もう戻ってこないの、帰国するの。」
「まぁ!それは!!」
とカウンターから出てきてビズしてくれるセニョーラ。
「いつかまた会えるように」

ハモンを買いに行けばいつもよりおまけをしてくれ、いつまでも見送ってくれるセニョール。

街角でいつものパン屋のさっぱりしたセニョリータ(常に無愛想)に会い、
夫を紹介し、帰国を告げると、「元気でね!」と微笑んでくれた。

いつもと同じ風景の中、この街の人々のさりげない優しさを感じる。

バルセロナとは違うゆっくりとしたリズムで流れる街で、
こうして気持ち良く生活できたことに感謝の気持ちでいっぱい。
やっぱり…Muchas gracias! そして Adios Granollers,Hasta luego...

いつかまた戻って来れますように。
少しでも生活できた場所、人々に再び会えますように。

…さぁこの後早朝6時BCN発、南半球周りで約30時間。
オーバーステイ(仏的には実質そう見える)でCDGでとっつかまり、
独房に入れられた際はどなたか迎えに来てください。
はぁぁ、無事生還できますように。
ミアミーガよ!(我が友よ)再会できるのを楽しみにしています