『刑事失格!?三毛猫最後の教え』
内容
連続殺人の容疑が友美(岡本玲)へ向けられる中、
ドラッグパーティーに踏み込んだ義太郎(相葉雅紀)たちだったが、
証拠となるものが見つからず。
そんななか、会場付近で奈良教授(松澤一之)の遺体が発見される。
近くには友美の姿があった。
根本(尾美としのり)義太郎たちの取り調べを受ける友美。
友美は奈良に呼ばれて行ったと言い、犯行を否認する。
それでも義太郎は、友美を“信じる”と決意。
指紋が付着する凶器のブロンズ像があるため、友美への容疑は揺るがない。
そう思われたのだが、兄・ヒロシ(藤木直人)が、ある事に気付き、
結果的に、指紋が付着していたことで、友美は容疑者から外される。
残された容疑者・村瀬明日香(有村架純)は、行方不明。
堀口康夫(東根作寿英)を発見した義太郎だったが、取り逃がしてしまう。
その後、犯行に使われたと思われる仮面から明日香の毛髪が発見され、
そのうえ、明日香の部屋から、ドラッグが!!
連続殺人の容疑は、すべて明日香に向いていた。
そんな折、明日香から“自首をする”という連絡を受ける義太郎。
約束の場所に現れた明日香は、殺害を自供するのだが、
次の瞬間、覆面をした人間に襲われてしまう。
追いかけて行く義太郎。。。。すると覆面は友美を人質に立てこもるのだった。
抵抗する友美により覆面が外れ、堀口が犯人だと分かるのだが。。。。
敬称略
一応、ミスリードもされているし、
ミステリーらしいミステリーだったとは思いますが。。。。
どうしても、1つのことに引っ掛かりをおぼえてしまった。
仮面からの毛髪である。
それで明日香を特定することが出来るならば、
屋外ではなく屋内の犯行の奈良教授の現場からも、
毛髪が見つかった可能性があるわけで。
仮面から見つからなくても、現場から見つかったんじゃ???
鑑識は、何をやっている!!!
それを感じてしまうと、
他の部分も、穴が見えてしまって、
それなりには楽しめているが、あくまでも『それなり』
実際、前後編モノになると、
引っ張り気味の印象が強いのが今作。
今回も同じ印象に近いのだが、
ミスリードのおかげで、なんとか興味をキープできている状態だ。
悪いとは思いませんが、
事件を少なくしても成立するのだから、
出来れば、一話完結でテンポよく描いて欲しかったモノだ。
ま。。。。義太郎に変化は生まれましたが。。。。。
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第9話