「熱血先生、誕生」
内容
野山獄から出ることを許された寅次郎(伊勢谷友介)は、杉家で謹慎を始める。
しかし謹慎の身の寅次郎は、部屋からも出ようとせず。
それを案じた文(井上真央)は、塾を開くことを提案し、塾生集めに奔走。
多くの人に声をかけたものの、誰ひとり了承してくれず。
そんな折、黒船を一緒に見に行った青年、久坂玄瑞(東出昌大)と再会する。
が。。。宮部(ビビる大木)に勧められ寅次郎に送った書状への返書が、
玄瑞を激怒させていたため、話をすることさえ出来なかった。
一方、苦渋の決断で椋梨(内藤剛志)に近づいた伊之助(大沢たかお)は、
その行動から、周布(石丸幹二)一派の反感を買い始めていた。
そんななか、寅次郎のもとに、再び、玄瑞から書状が送られてくる。
明らかに玄瑞の怒りが伝わってくる内容で、文は謝罪を勧めるのだが、
寅次郎は、妙な笑みを浮かべ、返書は一月後と告げるのだった。
その後、返書を送った寅次郎。
それを受け、再び、送り返してきた玄瑞の書状を見て、寅次郎はつぶやく。
「素晴らしい」。。。と
あまりの態度の兄・寅次郎に呆れかえる文。。。
敬称略
先ず書いておく。
こう言う状態になったことを、全否定するつもりはありません。
そう、今回の話。。。今までの話と、大きく違えてしまいましたね。
言葉づかいをはじめ、
演出。。。そして展開も含めて、
現代劇を強引に時代劇風に、作り替えたような印象ですね。
俳優が、髷をつけただけで、
そういった“らしさ”を、かなり消滅させてしまいましたね。
簡単に言えば、全てが「今風」
髷やセットを除けば、まるで現代劇を見ているような印象だ。
それが間違っているとは思いませんが。
これ、
間違いなく。。。賭けだよね。。。