『夫の忘れがたみ』
「夫の忘れがたみ~まさかの出会いと新時代への決意」
内容
京で戦う長州・薩摩連合軍の元徳に薬を渡すことを理由に、
都美姫(松坂慶子)銀姫(田中麗奈)の許しを得て、京へ発った美和(井上真央)
高杉に知らされた亡き夫の忘れ形見を捜すためだった。
一方、伊之助は楫取素彦(大沢たかお)と名を改め、
桂(東山紀之)らとともに、京において幕府軍と戦っていた。
美和が京に来た目的を知った素彦は、愕然とするが。。。。
そんななか、美和は、略奪などを繰り返す者に襲われそうになるのだが、
1人の女性が助けてくれる。辰路(鈴木杏)だった。
秀次郎(五十嵐陽向)という子と暮らしているようだが。。。。
辰路は、美和の話で。。。久坂の妻であると気づく。
その後、薩長連合軍と幕府軍の戦いは、錦の御旗を掲げた薩長連合により、
一気に幕府軍は後退し。。。。。
敬称略
京での薩長連合vs幕府が、アッサリ終わったことに驚いたが。
それ以上に、
気がついた時には、美和が城に帰っていることに、もっと驚いたよ。
たしかに、それがドラマというモノだけど。
この程度なら、無理して京へ行かせる必要性は、全く無いわけで。
そんなの、素彦が知るだけで十分なのだ。
一応、“兄”だし。。。今後を考えると。。。だよね??
実際、その事が気になるという部分は、その後の話の中にはあったが、
でも。。。その後の話は、ほぼ大奥。
たとえば、素彦とのやりとりを描きたかったならば、
先日まで素彦は山口にいたのだから、
その時に、その事実を美和が知り、同じセリフを口にしても良かったわけだ。
そうすれば。。。無理に京へ行かなくて済むし。
素彦が、京で出会っていても無理が無い。
結局のところ。
今作って。。。序盤から迷走を続けている。
で。。。。“大奥編”と銘打って、なんとかしようとしたモノの。
気がつけば、大奥から飛びだしてばかりの主人公。
これで“大奥編”だと言われて、納得出来るわけが無い。
テコ入れのつもりが、テコ入れになっていないのが現状であろう。
しっかし、。。。。なんだよ。。。ラストの一連のアレコレ。。。
半端ない“とってつけたような印象”が。。。。。。。。。。