「VIP客はワガママ歌舞伎役者!一夜限り奇跡の舞」
内容
その日、コンシェルジュデスクに森村繭(田牧そら)という少女がやってくる。
本城(三浦翔平)に貯金箱を手渡し、
明日の祖母の誕生日に、泊めて欲しいというのだ。だが明らかに足りない。
塔子(西内まりや)は、自分が出すと言い始めるが、
「それをやったらプロじゃなくなる」と本条は注意する。
やはり、断るしかなかった。
だが鷲尾(高橋克典)に相談したところ、
“親子宿泊モニター”としてはどうかと提案。無料で泊まれることになるが、
成沢(伊武雅刀)美穂子(若村麻由美)は、反対する。。。
一方で、明日。。。
人気歌舞伎役者の松山惣太郎(大東駿介)がやって来るということで、
スタッフは準備に忙しかった。
そして、翌日。松山がやってくる。塔子が部屋に案内するが、
早速、松山は事前のリクエストを覆しはじめ、
塔子、客室係の高垣亜里砂(夏菜)は、振り回されはじめる。
そのころ、繭が、祖母の森村澄江(草村礼子)とホテルに現れる。
誕生日の祝いについて、塔子が口にしたところ、澄江は、それを拒否。
やめてほしいという。
同じ頃、松山のイベントの準備をしていた塔子たちは、
確認にやって来た美穂子から、注意される。
敬称略
脚本、李正姫さん
う=====んん。。。。。
明らかに、主人公を失敗させるために物語が紡がれていますね。
そもそも。松山と美穂子は知り合いなワケで。
主人公の失敗を美穂子がフォローをしているのだ。
いや、自身の失敗に気付いていないならば、仕方ないが。
たとえ、任されたとしても。。。先輩もしくは、上司。
今回は、自身が無知すぎるのは自明なのだから、美穂子に相談すべき。
にもかかわらず。そういう行動を主人公がとらないのは、明らかなミス。
その後、美穂子から注意を受けたとしても、
今作の今回の描写からすると、主人公の行動は、いただけない。
フォローがなかったりしたならば、納得出来ますが。
明らかに、シナリオが破綻している。
ミスありきで物語を紡ぐならば、そういう流れで描かなければ、全く意味は無い。
いや、逆に、上得意ならば、美穂子が全てに目を配るべきだけどね。
惣太郎のため。。。ホテルのため。。ならば。。
そうでなくても、2つの物語が盛り込まれ。
新人であるにもかかわらず、主人公が両方に首を突っ込んでいて、
物語が散漫になってしまっているのに。
詳細は書かないが、いくつもの不満が存在する今作。
もちろん。ベタな部分は、それはそれで良いことだと思うのだが。
これ。。。物語を2つ盛り込むのは良いけど。
一方だけを失敗にすれば良いだけじゃ??
ただ、それだけで、散漫な印象が薄まるのにね。