「殺人の定理」
内容
米沢(六角精児)に呼び出された右京(水谷豊)享(成宮寛貴)
電機メーカーに勤める大倉浩一(山本剛史)の遺体が自宅で発見された
その遺体の近くには、血で書かれたと思われる“adrink”という文字。
ダイイングメッセージなのか??
興味を抱いた右京は、享とともに現場へと向かう。
大倉の部屋には、数学関係の本が多数並んでいた。
数学を趣味にしていたようで、雑誌への投稿もあったよう。
その後、多くの資料の中から、奇妙な数字が並んだメモを見つけ出す。
一方、大倉の会社で事情を聞く伊丹(川原和久)芹沢(山中崇史)
銀行口座に給料とは別に数十万単位の金が入金されている記録があった。
上司によると、大倉の仕事は社史編纂。
数字に関わる仕事ではなく、金のことも知らなかったよう。
ただ同僚の女性社員の話で、大倉が見たことの無い女性と一緒だったと分かる。
大倉のデスクには、社史編纂の史料。。。の裏に、多くの数列が並んでいた。
右京は、大倉がファーガスの定理について研究していたと推測する。
だが最近になって、
大倉のかつての学友で数学者の宮都大学教授・肥後一二三(岡田義徳)が
定理の証明に成功したと話題になっていた。
右京は、大倉が研究を肥後に送ったのではと考え、肥後のいる大学へと向かう。
右京と享が、肥後から事情を聞くと、
肥後はひと月ほど前に送ってきたことは認めたが、
証明にはほど遠かったことを伝えたと告げる。
そこで右京は、
大倉が研究していたにもかかわらず、自宅にその資料がなかったと指摘。
すると。。。。肥後は。。。。“ぼくが大倉を殺した犯人です”
と言った上で、自分が犯人では有り得ないと証明をはじめるのだった。
仮に犯人だとすると、リスクが大きすぎて、意味が無いと。
敬称略
今回は、金井寛さん。
話の内容は、複雑だけど、金井寛さんらしい内容だ。
ドラマとしては色々と穴があるが、面白いことは面白いです。