『北別府さん、どうぞ』
内容
主治医の古郡(小日向文世)から、ガンの状態に“あまり変化がない”と
様子を見ながら今まで通りの治療で。。。と言われる北別府芳雄(小林隆)
その後、いつものように技師(八嶋智人)により放射線治療。
帰ろうとしていたところ、ナース(酒井若菜、木南晴夏)から声をかけられ、
一緒に記念撮影。。。
そして、帰ろうとしたところ、ドラマ撮影のスタッフを見かける。
ドラマの撮影があったよう。
するとそこに、スタッフのひとり、上田(秋元才加)が声をかけてくる。
やはり、ロケをしていたようだった。
その、上田から。。。“太りました?”と言われ、
北別府は、まさかを感じる。。。。むくみ。。。なのか??
その直後、上田が落とした白衣を渡そうとしたところ、
ひとり息子・寅雄(須田琉雅)と会ってしまう。
一緒にいた担任の吉野(瀬戸カトリーヌ)の話では、
体育の時間にケガをしたらしい。
だが逆に、寅雄から、なぜ病院にいるのか?と問われてしまう。
実は、妻(吉田羊)と離婚し、息子をひとりで育てる北別府は、
自分の職業について、何も言っていなかったのだ。
本当は北別府は、売れない役者だったのだが。。。。。見栄を張って。
“実は、ここで働いてるんだ”と白衣を着るのだった。
敬称略
脚本は、三谷幸喜さん
演出は、土井裕泰さん
で、主演は。。。。ほんとは、市村正親さんでしたが、病気降板。
話の方は。。。三谷幸喜さんらしいコメディ。。。といえる。。。かな?
いやぁあ、どう捉えて良いかが、正直、ビミョー。
コメディと言えば、コメディですが。
実際は、コメディらしい部分も有るけど、
演出が演出なので、
どちらかといえば、ベタなドラマになっている感じですね。
っていうか、根本的な疑問なのだが。
なぜ、三谷幸喜さんが演出をしなかったの??
今回の話は、それに尽きる気がします。